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2007-12-18から1日間の記事一覧

『王陽明』 (単行本版の)P52 つまり陽明先生は挙人にはなったけれども、会試には落第してしまった。同舎中、落第を大いに恥とする者もおったが、先生はこれを慰めて、「世間は落第を恥とするが、我は落第して心を動かすことを恥とする」と言った。

『心花、静裏に開く』 P81 しかし、中村先生も、戦後間もなく編纂を始め二十年余を費やしてようやく脱稿した『仏教語大辞典』の原稿が出版社の過失でなくなってしまった、ということがあったでしょう。

『後世への最大遺物・デンマルク国の話』 P58 「トーマス・カーライルよ、汝は愚人である、汝の書いた『革命史』はソンナに貴いものではない、第一に貴いのは汝が艱難に忍んでそうしてふたたび筆を執ってそれを書き直すことである、それが汝の本当にエライと…

3つ目の大切なことは、「物事を前向きに、ポジティブに考える」ことです。これは会社で新入社員が入るたびに、口を酸っぱくして言い聞かせることでもありますが、失敗しない人間は絶対にいません。私自身の人生を振り返ってみても、まさに失敗の歴史のよう…

『人物を創る』 P243 我々が人生に向かっていろいろな目的を持てば持つほど、是非善悪の葛藤があるが、我々が少しでも大きい高い境地に進んで行けば、煩瑣な相対的境地が絶対的に高まってゆく。くだらぬ矛盾葛藤がだんだん処理されてゆく。我々の生きる方面…

トヨタでは、理屈を並べるよりも現場に行って動くこと、つまり「実行」をより重視します。私どもでは『現地現物』という言葉で表していますが、あれこれ頭で考えるのではなく、自らが行って見て考えること。そして良いと思ったらまずやってみる。そんな人材…

『日暮硯』 P20 然らば、其方一人にて大勢の人に善事を勧る師範となりたれば、殊の外なる善根をなしたるなり。必ず、面眉を欠て残念なる事なりと思ふことなかれ。相替らず奉公せよ。心外なること微塵もなし。われらへ忠義、諸人には善事を勧る指南なれば、此…

『私の履歴書―保守政権の担い手』 P385 夜、店に戻ってから、昼間の事故について報告し、軽率をわびるとともに、原価の合算額を月割りで返済することを申し出たが、五味原さんは「けががなくてよかった。おとくいさんに代わりをすぐ届けてくれたことは何より…

『荀子(下)』 P263 易には〔過ちありとも〕復して道に自れば何ぞ其れ咎あらん、と曰えり。春秋に、穆公を賢なりとせるは、能く〔過ちを悔いて〕変ずることを為せるを以てなり。

『西郷南洲遺訓』 P14 過ちを改るに、自ら過つたとさへ思ひ付かば、夫れにて善し、其事をば棄て顧みず、直に一歩踏出す可し。過を悔しく思ひ、取繕はんと心配するは、譬へば茶碗を割り、其の缺けを集め合せ見るも同にて、詮もなきこと也。

和央さんが 「茶々と私の共通点は精一杯生きていて、悶々としないところ」 と答えていました。 http://yokawao.jugem.jp/?eid=119