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法務というのは、「人間同士のやりとりを将来に渡って円滑に進める」というとても大切な役割を持っていると思います。
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麻生氏は、中央省庁を中心にしたこれまでの政府のあり方について「大成功を収めたが耐用年数は切れた。次に求められるのは地域ごとの特色だ」と指摘。外交や安全保障、司法などの分野を除いて「内政面の仕事を大胆に道州に移す必要がある」と訴えた。
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「あぁ、“負ける”って、そういうことなんだ」
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5年前に副総裁を拝命した当時、日本はデフレスパイラルに陥りかねない大変危機的な状況だった。その後、難局を脱し、緩やかながらも息の長い成長軌道をたどっているのは、世界経済の拡大という追い風もあったが、民間の方々の血のにじむような努力で企業の過剰債務や過剰設備など、さまざまな構造問題が解消した成果だ。
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大機小機(文鳥)
弱者に集中する経済の矛盾
当初は収奪の対象にすぎなかった労働者が、同時に消費者であることに企業が気づいたとき、両者の蜜月の時代が始まった。しかし、その蜜月もグローバル化のなかで再び危機に陥っている。国境を越えた多国籍企業の活動によって、生産者である労働者と購入者である消費者が分裂し始めているからだ。・・・むしろ多国籍企業は戦略的に両者を分断し、より安く生産し、より高く販売することで利益を拡大していると言える。・・・分断が可能になったのは・・・バーチャルな金融市場がインターネット上に誕生したからだ。・・・矛盾を放置したままでは、企業成長も世界経済の発展お行き詰まってしまう恐れがある
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中国マネー、対外還流進まず
中国は為替介入で大幅な元高を抑えているため、元の上昇は今後何年も続く見通しだ。
長期にわたる元高リスクがあるなかでは法人、個人を問わず対外投資は難しい。・・・国内の方が海外よりも利回りの高い投資対象が多い。