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28日から行われていた「第25回テレビ囲碁アジア選手権」の決勝、井山裕太本因坊(24)−朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(20)戦が30日に東京都内で行われ、井山が198手で白番中押し勝ちした。
【囲碁】テレビ囲碁アジア選手権、井山五冠が初制覇 - MSN産経ニュース
井山五冠は「世界トップクラスの朴さんに勝って優勝できるとは思わなかった。全体的に中国、韓国勢に水をあけられているので、これからも挑戦者の立場で戦いたい」などと話した。
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日銀の短観は3か月ごとに行われ、今回は全国のおよそ1万社を対象に5月下旬から先月下旬にかけて調査が行われました。
それによりますと、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた値は、代表的な指標とされる大企業の製造業で、プラス4ポイントと前回より12ポイント改善し、2期連続の改善となりました。
大企業の製造業の景気判断がプラスになったのは、おととし9月の調査以来、7期、1年9か月ぶりのことです。
これは円安や海外経済の持ち直しを背景に輸出関連の自動車や電機、それに産業用機器など幅広い業種で経営環境が改善しているためです。
また、大企業の非製造業も、公共投資の増加や住宅市場の拡大で、建設や不動産の業績が堅調なことなどからプラス12ポイントと、前回を6ポイント上回りました。
一方、中小企業の製造業は、マイナス14ポイントと前回を5ポイント上回り、おととし12月の調査以来6期ぶりに改善しましたが、大企業と比べますと、依然として低い水準にとどまっています。
業種別にみますと、製造業は6.7%の増加、非製造業も4.9%の増加となっています。
特に製造業で、設備投資の計画が上向いているのは、これまで先送りしてきた古くなった設備を更新する動きが出始めていること、それに設備の省エネルギー化や防災に関する投資が増えているためです。
ただ、企業の設備投資について、金融機関の間からは、生産能力を増やしたり、新規事業に進出したりするための設備投資の動きは鈍く、実体経済の回復のカギを握る設備投資は本格的な回復には至っていないという声が多く聞かれます。
6月日銀短観で景況感改善が中小まで浸透、価格上昇広がる | Reuters
焦点:日銀短観で見えてきたデフレ脱却、課題は雇用・設備投資への流れ | Reuters
アングル:遅行指標化する「日銀短観」、金融政策への影響低下 | Reuters
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Jim Rogers Blog: The Way To Protect Yourself
“The way to protect yourself is to own real assets…because that’s the only thing which will protect you as currencies debase.”
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9年前、松山市内をバイクで運転中に白バイと衝突し、大けがをした男性が愛媛県などに賠償を求めた裁判で、男性の訴えを退けた判決が最高裁判所で確定しました。
この裁判は、平成16年に当時16歳だった松山市の山本昌樹さんが市内の交差点でバイクを運転中に白バイと衝突し大けがをしたことに対して、白バイを運転していた警察官や愛媛県などに賠償を求めたものです。
山本さんは「白バイは安全を確認しないで交差点に入った過失があり、警察の捜査も違法だった」などと主張しましたが、1審の松山地方裁判所と2審の高松高等裁判所は「白バイの過失は認められず、警察の捜査も違法とはいえない」などと指摘して、いずれも訴えを退けていました。
原告側が上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の横田尤孝裁判長は、1日までに上告を退ける決定をし、山本さんの敗訴が確定しました。
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「母は小さい頃クラシックバレエに憧れたようで、自分が習えなかったかわりに私に習わせてくれました。でも歌やお芝居は音楽学校に入ってから勉強しましたので、いつでもどんなときでも、まだできない、もっとお稽古しなければ、と。人一倍時間をかけて努力しなければという気持ちで今までずっとやってきました」
苦手意識がぬぐえなかった歌。稽古が始まった頃はまだ、毎回、ドキドキしながら歌っていた。すると春野寿美礼から、「発声やポジションはもう体に染み付いているのだから、いったん忘れて、気持ちで歌ったほうがいいよ」とアドバイスをもらった。
「それからやっと、楽しいなと思いながら歌えるようになりました」
舞台に対する情熱や取り組み方など、教えてもらったことはすごーくいっぱいある。背中ばかり見ていたときより、ご一緒させていただくようになって、こんなに深いところまでいろんなことを考えていらっしゃるんだ、ということがわかりました。
どんなときでも素直であることが大切なので、忘れずに気をつけていきたいですね
いつもノートを持ち歩いている。役作りのために公演ごとに1冊を使うそうで、見せてもらうと小さめのきちょうめんな字で、ほとんどのページがびっしりと埋まっていた。
「まずは演目の年代に何が起きたか、あった出来事などを年表風に書いていきます。それから役の人物が生まれた環境、子供のころに何をして、どういうふうに育ってきたのか、を想像して書いていきます。いろんな想いがどんどんわいてきて、書ききれなくなりますね」
この作業も春野から教わり、「ファントム」公演のときから続けている。「春野さんは演じる役柄を、ご自分の人生のように語られるんですよ。やっていくと楽しいですね。公演中も読み返して、そうだった、こうだったと、思い出す記憶みたいなものがあるんです」