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羽生名人、チェス最高位と対局し引き分け : J-CASTニュース

将棋の羽生善治名人が、2014年12月7日に開かれた「国際将棋フォーラムin静岡」で、「チェス王者」と対局し引き分けた。12月8日付の読売新聞によると、羽生名人の相手を務めたのはピーター・ハイネ・ニールセンさん。チェス界で最高位の称号を持つ人物だという。
羽生名人はチェスが趣味だが、国内最高レベルの実力。11月27日には元世界王者のガルリ・カスパロフ氏と対局したが、この時は敗れた。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141128#1417171333

羽生善治「若手に負けぬための秘密の習慣」:PRESIDENT Online - プレジデント

 勉強といっても、私たち棋士にとっては、実戦の中から得るものがやはり大きいですね。新しいアイデアや発想のヒントを実戦から得て、それを日常の練習の中で掘り下げ、全体的な理解を深めていきます。


 着手を考える際も、40代半ばの今は、20代、30代の頃とは変わってきました。最初に局面全体の方向性を大ざっぱに、感覚的にとらえて、そこから細かいところをロジックで詰めていくというプロセスじたいは以前とあまり変わりませんが、局面全体をとらえるところに力を傾ける比率が、以前に比べて上がっています。


 最初から細かいところにこだわって理詰めで追っていくと、効率が悪い。指し手を読んでいって、この筋はだめだとわかったら、おおもとに立ち返るわけですが、それを繰り返していたのでは、時間と体力の消耗が大きいし、的外れなところにとらわれて考え込むこともあります。


 それよりも、最初の段階である程度「こういう方向性でいこう」とか「とりあえずはこの手で」というのを決め、ポイントを絞ってそこに集中する。つまり「見切りをつける」ということですが、これまでの経験の積み重ねがあって、それができるようになったのだと自分では思っています。


 よく「経験知を活かす」といわれますが、それは経験してきたことが「そのまま活かせる」ということではないと思います。世の中も、自分を取り巻く情勢も変わりますから。


 「経験知を活かす」とは、経験から得たさまざまな選択肢の中から、目の前にある問題やテーマに対して、何が一番いいアプローチの方法なのかを選んでいくことだと思います。


 勝負の世界では、ベストだと思う手法が通じるかどうかは、常に皆目わからないものなんです。ただ、この場面でこのやり方は通じないとか、この手はあまりよくないだろう、という当たりはつきます。


 経験知が活きるのは、そういう場面での対処ではないでしょうか。つまり「こうすればうまくいく」というより「これをやったらうまくいかない」ということを、いかにたくさん知っているかが大切であるような気がします。


 いろいろある選択肢の中から、何を捨てていくか。取捨選択の捨てるほうを見極める目が、経験知で磨かれるのだと思うのです。


 たとえていえば、経験によって羅針盤の精度がだんだん上がっていくイメージですね。自分の中に、正確な羅針盤はないのかもしれない。けれど、無駄なことやだめだったこと、遠回りをした経験の積み重ねがあって、方向性を見誤ることが少なくなってくる。こっちへいくより、あっちのほうがより確実ということが、経験知が上がるにつれて比例して上がっていくのだと感じています。

 しかし、今は棋譜のデータベースがあるし、携帯やネットで中継も見られますから、昔はプロ棋士の間でだけ知られているような定跡は実戦の中でしか学べませんでしたが、今の若い棋士たちはプロになる以前にそれを身につけています。「知って学ぶ」環境については、今のほうが圧倒的に恵まれているし、全体のレベルも格段に高くなっています。


 一方で、大量の情報に触れる機会が多いということは、自分の頭で考え、課題を解決していく時間が少なくなっていくことでもあるので、そこが少し気になります。未知の局面に出合ったときの対応力は、今の若い棋士たちは先輩たちより少し下がっているような気がするのです。

 ITにも似たところがあって、ものごとを素早く処理できますが、途中のプロセスが省かれて見えなくなります。将棋が強くなっていくプロセスは、いかに考えずに指せる手を増やしていくかだといえますが、半面、考えずに省略してきた部分の中に新たな可能性があるということは当然といえば当然。建築物が基礎から築かれていくように、どういうプロセスを経て結果が組み上がってきたのかを知るのはとても大切です。


 私たちはアナログで育った世代ですから、基礎や土台のつくり方を見ていますし、大変な労力と時間を使って自身でつくってきているわけです。それはある意味で、私たちの世代の強みかもしれません。


 とすれば、今の自分がどういうプロセスでここにいるのかとか、過去の何が今の自分の成果につながっているのか、といったことを再検証してみるのも、今後の自分を考えるうえで有効な勉強の一つになるのではないでしょうか。

 コンピュータ将棋は過去の膨大な棋譜をベースとしていて、1秒間に何百万回という計算力は人間には絶対真似できませんが、人間ならばまずこうは指さないという手をしばしば提示します。それはいい換えれば、人間の思考の死角、盲点を突いているわけです。そこを掘り下げることで新しいものが出てくることもあるでしょう。実際、棋界ではすでにそれが起こっています。


 そもそも人間同士の対局が、コンピュータ将棋のような指し回しにならないのは、多分に心理的な要素が働いているからです。コンピュータ将棋のように、その瞬間瞬間に対応しているのではなく、互いにこう指したいという大局的な意図が先にあるから、そこに駆け引きの妙味も生まれてくるわけです。


 しかし、通常の人間の心理から少し外れた将棋ソフトならこの局面をどう判断し、どんな手を繰り出すのか。そうした突拍子もない一手を、人間的な思考プロセスで再現するにはどうしたらいいか――コンピュータ将棋はそういった“貴重な意見”を提示する存在として、今後の将棋界に影響を及ぼしていくでしょう。

 40代は、自分がこれまで蓄積してきたことを、具現化していくのにとてもいい時期だと思います。


 よくいわれるのですが、私たちの世代が生きてきたこの20年から30年、社会はそれ以前の100年よりもはるかに大きな変化を遂げてきています。そこにはある種の必然性があるのだと思いますが、今の延長上に何があるのか、何をしたいかを、自分の中でどう思い描いていくか。それを問われるのがこの40代の時期だと思うのです。


 迷いもするし、きっぱりと割り切れないことも多い。私の場合、いろんな仕事の依頼がきますが、どれに重きを置けばいいのかなと思い悩むときがあります。本をたくさん書いたほうがいいのかな、とか、将棋をもうちょっと一生懸命やらなきゃいけないのかな(笑)とか。でも、先行きを心配しても仕方がないという諦観もあります。ただ、折々に判断を下すときに、私は人間が本来持っている「野性の勘」を大切にしたいと思っています。


 将棋では、過去に習い覚えたことがまったく役に立たない場面がしばしばあります。羅針盤が利かない状態が起こるのです。そうなると勘に頼るしかないのですが、世の中が便利になり、生活が快適になるほど、その勘は鈍っていくように思われます。ですから、勘を磨く習慣やトレーニングが必要だと思います。何をするかというと、「羅針盤の利かない」状況にわざと身を置くことです。


 それほど大げさなことではありません。たとえば私は、初めて訪れる待ち合わせ場所などには、しばしば地図を持たずに行きます。住所だけを頼りに、頑張って考えたり、人に聞いたりしてこっちかな、あの道だなと勘を働かせながら歩くのです。昔はそうするのが必然でしたが、今はそういう機会は意識的につくらないとなかなかありませんね。


 過去の経験や土地勘のないところでも目指すポイントを見つけ出せる、新たな違うことを生み出せるこうした能力がこの先重要視されるのかもしれません。ここは将棋がこの先どう変わっていくかについての一番のポイントだと思っていますが、将棋に限ったことではないかもしれませんね。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949013
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http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141204#1417689492
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141201#1417430500
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141201#1417430501
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141128#1417171333
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141121#1416567899
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141101#1414838853
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141016#1413456047
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141015#1413369531
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141014#1413283307

量子力学の思考実験を分子レベルで実現 | サイエンスポータル

科学史上最も有名な量子力学論争で思考実験として提案されたのが2重スリット実験だった。細長く切った隙間(スリット)が並行に2つ並んだ板を光が通過すると、スクリーンに干渉縞が現れる。量子力学では、電子などは粒子と波の両面の性質を兼ね備えており、2重スリットの実験をすると、電子が干渉縞として観測される。この思考だけの実験は物理学者の想像をかき立て、量子力学を鍛えた。ミクロの計測技術の進歩に伴って20世紀末には実際に実験できるようになり、量子力学の建設に関わったボーアらの正しさが今や認められている。しかし、この2重スリットを通過した電子などによってどちらかのスリットが反跳運動量を受け取る場合の実験の検証はできていなかった。最後の詰めが残っていたのだ。

Hal Tasaki

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そろそろ推薦入試で大学合格が決まった人がいると思うけれど(おめでとうございます)、「四月からは一般入試を突破してきた人たちと机を並べて学問に接する」ということを忘れずに(推薦が多い大学でもそういう設定にして)ガチで色々と学んでおくことを強くおすすめします。

Hal Tasaki

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とくに英語。単語をいっぱい覚えるのも悪くはないけれど、きちんとした文法と構文解析にもとづいて英文を論理的に読むことを身につけるのが重要だと思う。これは受験テクとかそういう話じゃなくて、英語で書かれた本格的な文献を読むためには本質的に重要な素養だと思ってます。

Hal Tasaki

3/4
あと、理数系の人は数学。一般入試を目指す人たちはたくさんの問題を解いて計算力を身につけてくる。やっぱり数をこなして経験を積まないと学べないことというのはあるのだ。入試を受けるつもりでちゃんとやっておいてほしい。

Hal Tasaki

4/4
で、最後は宣伝なんだけど、そうやってやるべきことをやってもまだ暇で物足りないと思う人は、ぼくが無料で公開している大学数学の教科書を読んでみるのがいいかも。最初から読んでもいいし、好きなところから始めてもいい。楽しいと思うよ。
http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/

前野[いろもの物理学者]昌弘

ついでに自分のも宣伝しておくと、「高校時代に微分とか積分とか勉強したけど、あれ何の為なん?」とか思っている人は、わしの


「自然科学のための数学」講義録
http://www.phys.u-ryukyu.ac.jp/~maeno/sizensuugaku/
とか読むと面白いかもよ。「動く図とグラフ」で微積その他を説明してるよ。


田崎晴明 - Wikipedia

『知の欺瞞』の主要訳者

Kuni Sakamoto

でました。 トマス・ホッブズリヴァイアサン 1』角田安正訳(光文社古典新訳文庫、2014年12月)「社会契約による主権国家の成立を理論づけた本書の第1部は、国家を構成する個々の人間を、その本性から考察するhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4334753027

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949005
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949006
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949007
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949012
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141203#1417603176

元吹奏楽部員からみた『桐島、部活やめるってよ』 - 有明堂本舗

この映画の前半では、バレー部のエース「桐島」が部活をやめる=画面から消えてなくなることで、その周囲の人間関係が、ほんらいなら桐島から遠い、関係なさそうな奴らまで巻き込んで、どんどん玉突き事故を起こしバラバラになっていくさまが描かれます。そしてクライマックスでは、「桐島」の空白に吸い寄せられるように、バラバラに登場していた人物たちが校舎の屋上に集結します。

ひとつ前のシーンで、とんちんかんなアピールをする彼女の目の前で、彼とその彼女(イケイケビッチ系)が、見せつけるようにアツくキスをするという、なんとも地味でえげつないフられかたをした彼女は、その足で音楽室に戻り合奏に参加します。


このときに吹奏楽部が演奏するのが、ワーグナーの歌劇『ローエングリンの一曲「エルザの大聖堂への行列」です。屋上では、映画の冒頭からずっと「玉突き事故」に巻き込まれて撮影のじゃまをされつづけ、ついにマジギレする映研連中と、もっと直接的に被害に遭いマジギレしている取り巻きやバレー部員が、この「エルザ」をバックに大乱闘を繰り広げます。

もとの歌劇のほうでも、主人公である「騎士」とヒロインのエルザが結婚式をあげるシーンで演奏されます。そしてこの結婚式には邪魔が入ります(この曲のあいだに邪魔が入るわけではありませんが)。それからいろいろあって、騎士とエルザは結ばれないままに終わります。

さて、この映画は高校生の会話がリアルだ、とよく言われますが、やりとりやエピソードそのものは、「現実そのまま」という意味では、あまり「リアル」ではありません。むしろステレオタイプをそのままつかったり、映画的な自然さに合うように変形されていたりします。それでも、ぼくたちがかかえる「演技していることを自覚しながらも演技はやめられないし、そもそも演技をやめてしまったら自分なんてどこにもいない」「相手を思いやるがゆえに演技している」という日常をありありと映しとっています。その説得力を「リアル」というなら、リアルといってもいいのかもしれません。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949005
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949012
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949017
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949018
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949045

トマス・アクィナス 肯定の哲学

トマス・アクィナス 肯定の哲学

キリスト教の教義に基づいた抽象的概念を駆使する難解な神学者として解されてきた、中世最大の思想家トマス・アクィナス
本書では、そのような神学的枠組みを超え、トマスがありふれた日常的な経験である〈感情〉を微視的に分析し、独自の〈人間論〉を構築していることを明らかにする。トマス哲学に通奏低音のように鳴り響く、存在するもの全体への肯定と讃美の旋律を描き出し、この世界を肯定的に受けとめ、生き抜く実践的な生の技法を説く書物として、最大の主著『神学大全』を読みなおす、意欲的な一冊。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949014
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949018
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141203#1417603176
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141204#1417689491
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141019#1413715158

米 抗議のデモ続く 一部で暴徒化も NHKニュース

アメリカでは先月、中西部のミズーリ州で黒人の少年を射殺した白人の警察官が起訴されなかったほか、先週にはニューヨークでも黒人の男性の首を絞めて死亡させた白人の警察官の起訴が見送られ、こうした判断に抗議するデモが全米各地で続いています。
6日から7日にかけても、ニューヨークで合わせて数千人に上る市民が街頭でデモを行ったほか、南部のマイアミや西部のロサンゼルスなど少なくとも26の都市でデモが行われたものとみられます。
各地のデモはおおむね平和的に行われていますが、西部カリフォルニア州バークレーでは7日未明、一部のデモ隊が暴徒化して商店などを破壊し、警察官が催涙ガスを発射して鎮圧に当たりました。
地元のメディアによりますと、この際、警察官2人がけがをし、少なくとも6人が逮捕されました。
アメリカでは先月から今月にかけても、白人の警察官が黒人の男性や少年を射殺する事件が相次いでいることから、市民の間で警察に対する反発が強まっており、7日の夜にかけても各地でデモが呼びかけられています。

「イスラエルが空爆」シリア政府軍が声明 NHKニュース

シリアの国営テレビなどは7日、イスラエルの空軍機が首都ダマスカスの国際空港の周辺など合わせて2か所を空爆し、複数の施設が破壊されたとするシリア政府軍の声明を伝えました。
声明ではどのような施設が破壊されたのかは明らかにしておらず、国営テレビは空爆で死者は出ていないと伝えています。
これについてイスラエル軍はこれまでのところ反応をしていませんが、イスラエルの情報筋は、空爆は、レバノンに拠点を置きイスラエルと敵対関係にあるイスラムシーア派組織「ヒズボラ」にシリア軍からミサイルが提供されるという情報に基づき、関連する場所を狙った可能性が高いという見方を示しています。
ヒズボラは反イスラエルを掲げ、同じシーア派の大国イランやその同盟国シリアから支援を受けてイスラエルへの攻撃を繰り返しています。
イスラエルは自国の安全保障に直結するヒズボラやシリアの動向に神経をとがらせていて、これまでもたびたびシリア領内に空爆を行っています。

「根拠なき熱狂」が問題なのは、私たちをお金持ちにするからだ - Bloomberg

18年前の12月5日、アラン・グリーンスパン米連邦準備制度理事会FRB)議長が問い掛けた言葉は、当時も今も同じように時代を映し出す。山高帽をかぶってウォール街のボタンウッドの木陰に集まっていた1792年のバンカーらにも通じるだろう。


「根拠無き熱狂が資産価格をいつ過度に膨らませ、過去10年間に日本で発生したような予期せぬ長期的な経済収縮につながるのか誰が予測できうるだろう」と、1996年12月5日のワシントン、アメリカン・エンタープライズ・インスティテュートでの夕食会でマエストロは聴衆に答えを求めずに問いかけた。

グリーンスパン氏はこの時、テーブルを叩いて根拠なき熱狂への警告を発したわけではない。実際、ドットコム・バブルの最中に同氏はそうすべきだったと、後から批判する者は多い。そうした批判をする者はまた、同氏が後に講じた利下げが行き過ぎであり、住宅バブルを招いたとして批判するのだ。

18年が経過した現在、ナスダック総合指数 のPSRは2.28倍と、96年の水準の2倍に近い。同指数はもう6年近く、弱気市場を経験していない。

Problem With Irrational Exuberance: It Can Make You Rich - Bloomberg

7〜9月GDP改定値 −1.9%に下方修正 NHKニュース

内閣府が発表した、ことし7月から9月までのGDP=国内総生産の改定値によりますと、物価の変動を除いた実質の伸び率は、前の3か月に比べてマイナス0.5%となりました。
これを年率に換算しますとマイナス1.9%となり、先月、発表された速報値のマイナス1.6%から下方修正されました。
これは、最新の統計データを反映した結果、前の3か月と比べて、「企業の設備投資」が先月の速報値時点でのマイナス0.2%から、改定値ではマイナス0.4%になったことや、「公共投資」もプラス1.4%と、プラス2.2%だった先月の速報値と比べて下方修正されたためです。
一方、個人消費は、速報値の時点と変わらず0.4%のプラスでした。
このほか、企業の在庫が減少しGDPを0.6%押し下げましたが、「外需」はGDPを0.1%押し上げました。
内閣府は、「景気が緩やかに回復しているという政府の判断に変わりはない」と話しています。

中国軍用機でスクランブル 領空侵犯なし NHKニュース

防衛省によりますと、7日午前、中国軍のY9情報収集機1機とY8早期警戒機2機、それにH6爆撃機2機が東シナ海を南下したため、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル=緊急発進しました。
5機は、沖縄本島宮古島の間の公海上を通過して太平洋に出たあと、沖縄本島の南東500キロほどのところまで飛行したのが確認されましたが、その後Uターンし、午後には東シナ海に戻ったということです。
領空侵犯はありませんでした。
沖縄周辺では、6日も5機の中国軍機が7日とほぼ同じルートを飛行していて、防衛省は飛行の目的を分析しています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949034

佐藤治彦

ある人曰く、民主党の本当の敵は安倍政権よりも有権者が忘れられない2年前までの民主党政権の「記憶」である。本当にその通り。民主党の演説は、先ず自らの反省と失敗を認め謝罪から始めるべき。それが有権者が求める政治への誠実というものだ。

北陸新幹線 試験運転始まる NHKニュース

「試験運転」は石川県白山市にある「白山総合車両所」から長野駅までの区間で、実際に列車を走らせて行われます。
8日はJR西日本の新型車両W7系が午前10時ごろに白山総合車両所を出発し、およそ10分後に金沢駅に到着しました。
JRによりますと、「試験運転」では運転士が車のアクセルに当たるノッチやブレーキなどの操作や、加速や減速をする地点を確認するとともに、営業運転での最高時速260キロでも運行しダイヤどおりに駅に到着できるかを確認するということです。
また、駅のホームの決められた場所に停車させられるかや、車掌が適切に車内放送を行えるかなどもチェックするということです。
試験運転は、白山総合車両所から新潟県上越市にある上越妙高駅までの区間上越妙高駅から長野駅までの区間で計画されているということで、開業前日の来年3月13日まで行われます。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141207#1417949042