驚異の経済成長を遂げた江戸。
— chami (@poststand) 2018年6月10日
成長のカギは3つ
・大名バブル(参勤交代需要)
・大名から町人消費社会への移行
・豊かな者が貧しき者を支える自発的セーフティネット
格差は発展のためならず。豊かな町人が自ら出資し貧しい者を支えていたとは。今の日本が問われている課題そのもの。
NHK #大江戸
天明3年(1783年)の浅間山の大噴火は江戸の貧富の格差に拍車をかけ、また「天明の大飢饉」へと繋がって行ったのだが、それから6年後に起こったフランス革命も、浅間山からの火山灰が風で世界中に飛散したことが遠因の一つとして挙げられている。#大江戸 #NHKスペシャル
— 万年、寝太郎。 (@netarosince1975) 2018年6月10日
最後のメイドインジャパンはなんか凄い飛躍のように見えたけど
— やまだ (@sakusakutoux) 2018年6月10日
要は江戸時代に生まれた日本の商人道は
欧米の商工業の発達に必要だったプロテスタンティズムに通じるものだ
だから日本は欧米諸国以外で唯一先進国に成れたんだぜって事を暗に表してるんだと思う
まあ説明不足だよねw
#大江戸
#NHK特集#大江戸
— Katz (@PrinceRice) 2018年6月10日
政府が頼りにならない時に民間が自らの力で工夫する。なんだ、江戸も今も同じじゃん。
今は財界が妙に政府に寄り添っている分だけ民活が有効に機能しないんじゃないかという気がしてくる。
番組では説明がありませんでしたが、会所をスタートさせるさい幕府が一万両出してます。そもそも町会所に積立をさせたのは幕府です。寛政の改革の一部ですね。 https://t.co/CHDtxKtQ1s
— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
江戸時代の経済を取り上げた話としては物足りない内容でした。まず、通貨の発行が取り上げられていません。それまで銅銭を輸入していた日本でようやく本格的に流通する通貨が作られ、日本が独立した経済圏になった事に触れられていません。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
また、江戸時代の初期、家光の頃くらいまでの日本は資源国でした。金銀を輸出して海外の産物を輸入していました。現在のベトナムの通貨単位「ドン」は日本が輸出した「銅」がなまってついた名前なんだとか。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
ところが、綱吉将軍のころには金銀などの鉱物資源が枯渇します。対策として幕府は貨幣を改鋳して価値を下げ増量しました。今風言うと金融緩和です。元禄時代の経済成長はそれで実現しました。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
綱吉の私語、幕府の政策に関与するようになった新井白石は、改鋳した通貨の価値を元に戻しました。金融引き締めです。結果、景気が悪化してしまいます。番組中ではバブル崩壊みたいな表現でしたが、それまでの緩やかな景気拡大を進んで潰したのです。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
そしておおよそ吉宗将軍のころ、いくつか大きな変化がありました。全国の新田開発が頭打ちになったこと。江戸時代初期に一千万人程だった人口がこの時期に三千万人程になったのですが、以後幕末まで大きく変化はしませんでした。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
また、米価が下がり武士の経済的な地位も下がりました。そして、この頃から百姓一揆や飢饉が増えていったそうです。対策として大岡忠介の献策もあり、幕府はまた金融緩和を始めます。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
吉宗の後の将軍に仕え、政権のリーダーになったのが田沼意次です。彼は若いときに大規模な一揆の事態鎮圧で認められ、飛躍します。このとき意次は農民からこれ以上絞るのは無理と考え、商品経済を盛んにする事で幕府財政の建て直しを図ります。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
また、幕府の金を使わないようにするため、公共工事の負担を他の大名家に求めます。結果、悪化した藩財政を建て直すため東北諸藩が自領の米を余所に売るようになります。これが天明の飢饉の引き金になりました。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
その頃、吉宗孫で白河の松平家に養子に出されたのが松平定信です。彼は江戸生まれで江戸育ち。一度も自領に行ったことがなかったそうですが、天明の飢饉を予測し、他藩から米を買い付けました。彼の領地では餓死者は出なかったそうです。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
天明の飢饉により江戸での米価が高騰しました。定信など目端の利く大名家が各地の米を買い占めたのが原因とされています。打ち壊しが発生したのはこの時期ですね。
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— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
その後、将軍の跡目争いなども絡みつつ、意次に対して定信が政争で勝利しました。意次が失脚したときには、幕府は黒字を溜め込み財政は改善していました。その一部が町会所設立に使われたのだそうです。
#大江戸 #NHKスペシャル
— たのあきら(公開用) (@tanoakira_open) 2018年6月10日
余談になりますが、田沼意次は積極財政、松平定信は緊縮財政を指向したように言われます。ですが、実際は意次は黒字を溜め込み、一方の定信はその溜め込んだお金を使い切ってしまったそうです。一般的なイメージとは逆ですね。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180609#1528540787
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180607#1528367953
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180606#1528281564
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160611#1465641419
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20160409#1460198919
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151007#1444214257