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 最大規模の漢和辞典として知られる「大漢和辞典」(大修館書店)のデジタル版が11月28日に発売される。

大修館書店の依頼を受け、漢学者の諸橋轍次が編さんを始めたのは1927年。親字・熟語の収集や組版作業などを経て43年に第1巻の発行にこぎ着けたものの、45年、空襲により全巻の原版が消失してしまう。それでも、諸橋が保管していた校正刷をもとに復刊に取り組み、55年から60年にかけて初版全13巻が刊行された。

 その後、80年代に修訂版を、90年には「語彙索引」、2000年に「補巻」が刊行され全15巻が完結した。同社によると、刊行に携わった人数は26万人。まさに〝大事業〟だった。

 そして、11月に発売されるデジタル版。大漢和辞典に収録されている全ての親字が様々な方法で検索でき、本文内容はページビューアで表示される。本体はUSBメモリで、データをパソコンにインストールするので、オフラインでも使えるという。

 山口さんによると、潮目が変わったのはここ数年のこと。大修館書店は2018年に創業100周年を迎える。節目が近づくなか、デジタル化を実現させようという機運が社内で高まっていったという。特別態勢を設け漢字のデータ入力を進める一方、製品にどのような機能を持たせるか(持たせないか)について議論を交わしていった。

 議論のなかでは、利便性を考え幅広い機能を持たせる意見も持ち上がった。ただ、完璧を求めるとコストがかさむ上に製品化が遅れる恐れがあったため、「創業100周年になんとしても完成させる」という方向性で一致。その結果、熟語の検索や検索結果の本文を「コピペ」できる機能は見送られたものの、その分、親字を早く引くための機能を充実させることに集中して取り組み、ページビューアの見やすさにも力を入れたという。

 また、懸案だった「フォント」の問題については、収録されている親字一つ一つをスキャンし画像データとして表示することで解決させた。

 価格は19年3月末まで税抜き10万円(通常は同13万円)。

KO字源

組織犯罪処罰法違反の罪で福岡拘置所に勾留されていた男性の元被告は、平成21年7月に大声を出し続けたとして、保護室に入れられ、それを理由に弁護士が来たことを知らされず、面会が許されなかったのは不当だとして、弁護士とともに国に賠償を求めています。

保護室の勾留者と弁護士の面会については、法律にとくに規定がなく、1審と2審はいずれも「施設側の判断に委ねられる」として、原告の訴えを退けていました。

25日の判決で、最高裁判所第1小法廷の池上政幸裁判長は保護室に入っていることを理由として本人に告げずに面会を許可しないのは、精神的に著しく不安定な場合など、特段の事情がない限り違法だ」という初めての判断を示しました。そのうえで、当時、特段の事情があったのか、審理を尽くす必要があるとして、福岡高等裁判所で審理をやり直すよう命じました。

判決のあと、原告の弁護士は会見で「拘置所の対応がどうあるべきか、全国に波及効果があり、意義のある判決だ」と話していました。

接見妨害等国家賠償請求事件 | 裁判例情報:検索結果詳細画面

 10月23日、憲政記念館では、明治維新から150年が経ったことを記念する「明治150年記念式典」が、安倍晋三首相(64才)や衆参両議院議長、最高裁判所長官らの出席のもと、政財界や学識経験者ら400名近くが集まって盛大に行われる予定だった。

「なぜ小室さんがそのような式典に出席するのか、その理由がわかりませんでした。ただ、式典は“思想性”というか、“政治色”が強いため、市民団体による抗議や反対表明のデモがいくつも行われる予定で、総理や衆参議長ら要人には安全確保のために警護をつける必要がありました。その警護対象者リストの中に『小室圭』という名前があったようです」(全国紙政治部記者)

新しい憲法のもとで新しい役割を果たしてこられた両陛下にとって、大日本帝国憲法の時代に“逆戻り”をするような姿勢は受け入れがたいものでしょう。式典に皇族が出席されていない理由は、そのあたりにあるはずです」(前出・皇室ジャーナリスト)

 天皇皇后両陛下、そして、同じ気持ちを抱く皇族方はその日、憲政記念館に近づこうとしなかった。ところが、そこに招かれた要人警備リストの中に、あろうことか、小室さんの名前が刻まれていたというのだから、警備担当者だけでなく、宮内庁や皇室関係者にも、大きな衝撃が走ったことは想像に難くない。

 安倍首相は今年の年頭所感でもそう熱弁を振るうほど、「明治日本」の信奉者だ。改元から150年に当たる今年はこの式典を含め、国が主体となって147の、都道府県など自治体が主体となって1018の関連事業を行うなど、まさに「明治維新アニバーサリーイヤー」。

しかし、明治時代の富国強兵や軍事力による膨張論は、やがてアジア侵略を進める帝国主義、そして先の大戦へと繋がっていきます。経済的な発展や自由民権運動などの素晴らしい面はあっても、諸手を挙げての明治礼賛はしがたいもの。そうした感覚は、今の天皇陛下がいちばんお持ちであり、今の皇族の方々には行き届いているのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)

 23日、眞子さまが皇居に入られた直後、式典が始まった。国歌斉唱や安倍首相の式辞があり、時間にして30分ほどで終了した。会場の内外ではメディア関係者が小室さんの姿を探したが、ついに小室さんは現れなかった。

「小室さん自身は、その式典の意味合いを知らなかったのかもしれません。しかし、主催者側の関係者に彼を招き、出席を画策した人物がいることは間違いないでしょう。もしも、そんな人たちと小室さんに密接な関係があったとしたら…」(前出・皇室ジャーナリスト)

 皇族や皇族の親戚となれば、近づいて親しくなることによって、その立場を利用しようとする人も少なくないだろう。ましてや、“眞子さまの夫”となれば、“将来の天皇の義兄”でもある。小室さんの立場を、自分の有利なように使おうとする人もいるのではないか。今回の騒動は、そんな危うさを感じさせるものだった。

 置かれた立場についての明確な自覚と、自分を律する強い気持ち。それがなければ、皇族はもちろん、その家族も務まらないのだろう。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200158西郷隆盛自由民権運動英米法)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/19/200100秋篠宮さまの変心 小室さん親子はもう”他人”)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/16/200210靖国宮司が皇室批判でスピード退任の真相)

この国際会議は中国軍の関係団体が安全保障をテーマに北京で開催したもので、中国やシンガポールなどの国防相が出席しました。

この中で、北朝鮮朝鮮人民軍で大将に次ぐ「上将」の階級を持つ人民武力省のキム・ヒョンニョン次官が演説し、米朝首脳会談や南北首脳会談の結果に言及しながら「いま朝鮮半島で起きている劇的な出来事は、朝鮮半島核兵器も核の脅威もない平和の地にするというキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の確固たる意志がもたらした結果だ」と述べました。

そのうえで「わが国はこれからも朝鮮半島の緊張を緩和して平和を成し遂げるために責任を果たしていく」と述べ、非核化に向けた姿勢を改めて強調しました。また、核実験場を閉鎖し、ICBM大陸間弾道ミサイルの発射実験も中止し、代わりに経済の立て直しに全力を挙げるという北朝鮮の方針に触れて「人民生活の向上とともに、地域と世界の平和に寄与しようという目的がある」と説明しました。

北朝鮮の軍の高官が海外を訪問してメディアに公開された場で演説するのは珍しく、北朝鮮の立場に支持を呼びかける狙いがあるものとみられます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200220(韓国ムン大統領 南北の共同宣言を国会同意得ず批准 反発も)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/20/200220(米韓 12月の共同軍事訓練も中止 北朝鮮との外交推進)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/17/200220(文大統領が金正恩氏の発言伝える「核兵器・核物質全て廃棄の用意)

安倍総理大臣は、中国に到着後、北京中心部にある人民大会堂に移動して、26日の首脳会談を前に早速、李克強首相と懇談しました。

冒頭、李首相は「中日関係が正常な軌道に戻ったうえで、持続的に改善の流れを見せている。われわれとしては、双方が歩み寄ってともに努力し、中日関係の安定かつ健全な発展を維持しながら、さらに新たな進展をさせていきたい」と述べました。

これに対し、安倍総理大臣は「日中平和友好条約締結40周年という年に、北京で李首相と再会できたことを大変うれしく思う。この記念すべき年に両首脳の相互訪問が実現できたことを喜び合いたい」と応じ、改善した日中関係をさらに発展させていくことで一致しました。

安倍総理大臣は、26日午前に李首相と、そして午後には習近平国家主席との首脳会談に臨み、首脳間の相互往来の定着などを通じて日中関係の改善の流れをより確かなものとしたい考えです。

また、日中両政府は、首脳会談に合わせて外交当局間の協議などについて、毎年年末までに翌年の計画を作成するとした覚書や、イノベーション・技術革新などでの協力を推進するための対話を創設する覚書などに署名することにしています。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200236東シナ海ガス田 条約締結交渉の早期再開 日中首脳会談で確認へ)

アメリカのホワイトハウスで通商政策を担当するナバロ大統領補佐官は24日、ワシントン郊外で講演しました。

この中でナバロ補佐官は、アメリカの軍需産業が抱える問題として、レアアースなどの重要な原料を中国に依存していることや、暗視装置の一部が中国製の部品で作られていることなどを指摘したうえで「中国がわれわれのサプライチェーンや産業基盤を狙っている」と述べ、軍需産業が中国から供給される原料や部品に過度に依存しているという考えを示しました。

そのうえでナバロ補佐官は「民間企業との連携を通じて、われわれの政権は安全保障政策と貿易政策を一体化して考えていく」と述べ、トランプ政権としては装備品の原料や部品についてアメリカ産の割合を増やすなど、軍需産業と連携しながら調達先を見直す考えを明らかにしました。

トランプ政権は、貿易問題をめぐり中国と激しく対立しているほか、安全保障面でも中国を国際秩序への脅威と位置づけ、対抗する国防戦略を打ち出していて、中国に厳しい姿勢で臨む方針を改めて示した形です。

アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの電子版は24日、複数の政府関係者の話として、トランプ大統領が私用の携帯電話で会話している内容が中国に盗聴されていると伝えました。

それによりますと、トランプ大統領は、盗聴への対策が施されたホワイトハウスの執務室の固定電話を使うように求める側近の忠告を無視し、私用の携帯電話で頻繁にFOXニュースの司会者など親しい友人と会話を続けているということです。

またアメリカの情報機関がまとめた報告書の内容として、中国は盗聴した会話から、トランプ大統領が誰のどんな話に耳を傾けるのかを分析したうえで、その人物に対するロビー活動などを通じて、貿易問題でこれ以上、中国に厳しい姿勢を取らないよう働きかけていると伝えています。

トランプ大統領はおととしの大統領選挙で、民主党クリントン氏が国務長官在任中に私用のメールアドレスを使っていたとして情報管理体制の不備を厳しく追及していただけに、今後批判が高まることも予想されます。

これについて、中国外務省の華春瑩報道官は25日の記者会見で、「アメリカのある人たちは、アカデミー賞脚本賞を受賞することを全力で競いあっている」と述べ、アメリカの映画界で最高の栄誉とされるアカデミー賞を持ち出し、作り話だと否定しました。

そして、ニューヨーク・タイムズの報道を「みずからのフェイクニュースの証拠を増やすだけだと知るべきだ」と批判しました。

そのうえで、トランプ大統領がiPhoneの携帯電話を使用していたとされていることを念頭に、「心配ならファーウェイの携帯電話を使えばいい」と皮肉まじりに中国メーカーの携帯電話を勧めていました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200238(“米中首脳がG20で会談か” ホワイトハウス高官が見通し)

北京では、中国軍の関係団体が主催する安全保障に関する国際会議が開かれていて25日、副首相級の国務委員を兼ねる魏鳳和国防相が演説しました。

この中で魏国防相は、「領土は1寸たりとも失うことはできない」と述べたうえで、台湾の問題は、主権と領土に関わる中国の「核心的利益」だと改めて強調しました。そのうえで、「何者かが台湾を中国から分裂させようとするなら、中国の軍は一切の代償をいとわず、必ず行動をとる」と述べて、強硬な姿勢を示しました。さらに、周辺国との間で領有権をめぐる争いのある南シナ海の問題についても、「域外の国が『航行や飛行の自由』を旗印に南シナ海に来て武力を示して挑発することに反対する」と述べて、中国が造成した人工島の周辺で艦艇を航行させる「航行の自由」作戦を続けるアメリカを批判しました。

魏国防相の強硬な発言は、中国が独立志向が強いとみなす台湾の蔡英文政権に加え、台湾や南シナ海の問題に関与を強めようとするアメリカをけん制したものです。一方、魏国防相は、アメリカとの軍どうしの関係については、「重要かつデリケートだ」として安定した関係を築きたい考えも示しました。

また、魏国防相は、この安全保障に関する国際会議に合わせて北京を訪れた北朝鮮人民武力省のキム・ヒョンニョン次官と24日、会談しました。

中国国防省によりますと、この中で魏国防相は中朝の伝統的な友好を確認したうえで、朝鮮半島の非核化をめぐって「非核化を努力して進める前向きな取り組みを称賛し、情勢緩和のための努力を支持する」と述べて、北朝鮮の立場を支持する考えを示しました。そのうえで「中朝の両軍は、両国の関係発展と、地域の平和と安定のため、積極的に貢献を続けるべきだ」と述べて、軍どうしの間でも協力していく考えを示しました。

これに対してキム次官は「両国の友好は血で固められたものだ。北朝鮮軍は中国軍とともに団結と協力を強化したい」と述べて、軍の関係強化に意欲を示したということです。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/23/200235(米海軍2隻が台湾海峡通過 圧力強める中国をけん制か)

サウジアラビアの首都リヤドで開かれている経済フォーラムは24日、2日目を迎え、主催するムハンマド皇太子が登壇し、中東の経済発展に向けたリーダーの役割などをテーマにしたパネルディスカッションに参加しました。

ムハンマド皇太子は発言の冒頭でサウジアラビア人ジャーナリストのジャマル・カショギ氏がトルコにある総領事館で死亡した事件について触れ「非常に醜い事件であり、全く正当化できない。トルコ政府と協力して捜査を続ける。関わった者に罰を与える」と述べました。

一方で、みずからの事件の関与については、一切、言及しませんでした。

このあとのパネルディスカッションでムハンマド皇太子は、みずからが主導する石油に依存しない国づくりを目指した経済改革の意義などを強調しました。

今回のフォーラムでは、欧米各国の要人や企業のトップなどが相次いで参加を取りやめる事態となり、事件をめぐりサウジアラビア政府への批判が高まる中、ムハンマド皇太子が進める経済改革にも影響が広がりそうです。

ムハンマド皇太子は経済フォーラムの壇上で、同席したレバノンのハリリ首相について「彼が2日間、サウジアラビアにいるからといって、誘拐されたとかいううわさが広まらないことを望む」と述べ、会場は笑いに包まれました。

これは去年、レバノンのハリリ首相がサウジアラビアを訪問した際に、突然、辞意を表明し、ムハンマド皇太子による圧力によるものだという受け止めが広がったことに冗談を交えて反論した形です。

サウジアラビアムハンマド皇太子とトルコのエルドアン大統領は24日、電話で会談しました。

トルコのアナトリア通信によりますと、会談はムハンマド皇太子からの要請で行われ、2人は今回の事件の真相をあらゆる側面から明らかにするための協力と、その手順について話し合ったということです。

今回の事件をめぐっては、捜査を進めるトルコのエルドアン大統領が23日、「責任を数人の諜報機関や治安機関のメンバーに負わせるのでは、われわれも国際社会も納得しない」と演説し、サウジアラビア政府の対応を批判したのに対し、関与が指摘されているムハンマド皇太子はそれを否定しています。

一方、イランのロウハニ大統領は、24日の閣議でこの事件について初めて言及し「凶悪な殺人事件だ」として、対立関係にあるサウジアラビア政府の関与が疑われる事件を非難しました。

そのうえで、アメリカが大量の武器を輸出するなどしてサウジアラビアに対し融和的な政策をとってきたことが、このような事件を引き起こしたなどと厳しく批判しました。

また「アメリカやヨーロッパなどは、事件への対応によって、人道上の問題をどれほど重視しているか、問われることになるだろう」と述べて国際社会に厳しく対応するよう求めました。

アメリカはこれまで、サウジアラビア寄りの政策をとることによって、イランに対する包囲網を強化してきた経緯があり、イランとしては事件をきっかけに、アメリカへの反発をさらに強めていくとみられます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200240トランプ大統領 「サウジ皇太子は事件への関与を否定」)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/23/200240(イラン外相 米とサウジを強くけん制 武器売却で)

ジャーナリストのジャマル・カショギ氏がトルコにあるサウジアラビア総領事館で死亡した事件をめぐり、サウジアラビア政府は殴り合いの末に死亡したと説明する一方、トルコのエルドアン大統領は、「残酷で計画的な殺人だ」と述べ、偶発的に死亡させたとする説明に強く反論しています。

アメリカの有力紙ワシントン・ポストの電子版は24日、関係者の話として、トルコを訪れたCIAのハスペル長官がカショギ氏の殺害の様子を収めたとする音声記録を確認したと伝えました。

事件をめぐってアメリカのトランプ大統領は、「かつてないほどひどい隠蔽だ」と述べ、サウジアラビアの対応を批判する一方、サウジアラビアからの投資への期待を背景に両国の同盟関係を重視する姿勢もみせています。

ワシントン・ポストは音声記録の詳しい内容について明らかにしていませんが、アメリカに対してサウジアラビア政府に事件の責任を負わせるべきだとの声が高まるとの関係者の見方を伝えていて、今後のトランプ大統領の対応が注目されています。

アメリカのボルトン大統領補佐官は23日、ロシアのプーチン大統領とモスクワで会談し、アメリカと旧ソビエトが調印したINF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄するというトランプ大統領の考えを伝えました。

これについてNATOのストルテンベルグ事務総長は24日、「一方が守らない条約に効果はない。問題はロシアのふるまいにある」と述べ、条約に違反してミサイル開発を進めているとしてロシアを批判しました。

そして今週にも大使級の会合を開いてロシアのミサイル開発問題について協議することを明らかにしました。

一方で「われわれは新たな冷戦も軍拡競争も望んでいない。同盟国がヨーロッパに核兵器を新たに配備することは予想していない」と述べ、ロシアと対じするヨーロッパにアメリカなどの核兵器が新たに配備されるといった事態にはならないという見方を強調しました。

ロシアのプーチン大統領は、アメリカがINF=中距離核ミサイル全廃条約を破棄する方針を示したことについて「もしミサイルがヨーロッパに配備されたら対抗措置を取る」と述べ、アメリカと同盟関係にあるヨーロッパ諸国をけん制しました。

プーチン大統領は24日、ロシアの首都モスクワでイタリアのコンテ首相と会談したあと、記者会見に臨みました。

この中で仮にアメリカがINFを破棄した場合、ヨーロッパにどのような影響があるかと質問されたのに対して、プーチン大統領は、「もしミサイルがヨーロッパに配備されたら当然、対抗措置を取らなければならない」と答えました。

そのうえで「ヨーロッパの国々は、もし配備を許可すれば自分たちの領土が報復攻撃の脅威にさらされることを理解するべきだ」と厳しい表情で述べました。

ヨーロッパの多くの国々は、NATO北大西洋条約機構に加盟し、アメリカと軍事的な同盟関係にあることから、プーチン大統領はこうした国々がアメリカの方針を支持しないよう強くけん制したものと見られます。

欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構NATO)は25日、ノルウェーなど北欧を中心に「冷戦後最大」(ストルテンベルグ事務総長)となる5万人規模の軍事演習を始めた。ロシアの軍事的脅威が高まる北欧で存在感を示し、抑止力向上を図る。

 ロシアは国境を接するノルウェーでの大演習に神経をとがらせる。トランプ米大統領が米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約の破棄方針を表明する中、欧米とロシアの緊張が一層強まりそうだ。

 演習は11月7日まで。全29加盟国と非加盟のフィンランドスウェーデンを合わせた31カ国が参加する。

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https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200310(「債務拡大の予算案 受け入れず」EU イタリアに再提出求める)

ホワイトハウスによりますと、24日、首都ワシントンにあるオバマ前大統領の自宅や、ニューヨーク近郊にあるクリントン元大統領の自宅などに宛てられた不審な郵便物が届いているのを大統領や大統領経験者を警備するシークレットサービスが見つけました。

現地のメディアは、届いたのは爆発物と見られると伝えています。

またニューヨークでは、トランプ大統領に批判的なCNNテレビの支局があるビルに爆発物と白い粉が入った小包が郵送されたということです。

アメリカでは22日にも、オバマ前大統領などへの多額の寄付によって、民主党を支援してきた投資家、ジョージ・ソロス氏の自宅で爆発物が見つかっています。

トランプ政権への審判ともされる中間選挙まで10日余りとなる中、民主党の関係者や、政権に批判的なメディアへの脅迫の可能性もあるとしてFBIなどが捜査を進めています。

クリントン国務長官は24日、中間選挙の応援のため訪れている南部フロリダ州で演説し、冒頭で「不審物はシークレットサービスが自宅に届くはるか前に見つけてくれたので、私たちは大丈夫です。彼らをきょうほどありがたいと思ったことはありません」と述べました。

そして「いまは悩ましい時代で、深い分断の時代だと思いませんか。われわれはこの国を1つにするため、全力を尽くすべきです」と述べ、こうした事態が起こる背景には、アメリカ社会における分断や政治的な対立があるのではないかという考えをにじませました。

ニューヨーク中心部にある、CNNテレビの支局が入るビルでも、24日午前10時ごろ、不審な郵便物が見つかりました。

中身はパイプ爆弾のような爆発物で、白い粉が入った封筒とともに小包に入っていたということです。

ニューヨーク市警は周辺を立ち入り禁止にしたうえで、爆発物処理チームが特殊な車両で爆発物を処理し、見つかってからおよそ2時間後、安全を確認したと発表しました。

爆発物や白い粉は、FBI連邦捜査局の研究所に送られ、捜査当局は背景などについて調べています。

CNNテレビは不審な郵便物が見つかったあと、ビルの内部にいる人々に避難を呼びかける音声が鳴り響いている様子や、関係者が外に避難する様子を生中継で伝えていました。

CNNが入るビルには、高級スーパーやファッションブランドの店舗なども入っており、避難する人たちなどで辺りは一時、騒然としました。

ビルから避難した女性は「何があったのか分かりませんでしたが、爆弾と聞き、怖いと思いました。同じようなことがまた起こるかもしれず、不安です」などと話していました。

現場で記者会見したニューヨーク市のデブラシオ市長は「暴力で言論の自由や、国のリーダーたちを攻撃するテロ行為だ」と述べたうえで、「憎しみに満ちた雰囲気によって暴力が引き起こされている」として、すべての政治家などに対し、メディアへの攻撃をやめ、意見が異なる場合でも過激な言動を慎むよう求めました。

オバマ前大統領などに宛てた不審な郵便物が見つかったことについて、アメリカのトランプ大統領は24日、ホワイトハウスで「アメリカ政府は総力を挙げて捜査を進めていて今後、どのような努力も惜しまない。こうした政治的な脅迫は、アメリカでは成功しないということを明確にしなければならない。非常に残念で怒りを感じており、真相は必ず究明されるだろう」と述べました。

オバマ前大統領などに宛てた不審な郵便物が見つかったことについて、野党・民主党の上院トップ、シューマー院内総務と下院トップのペロシ院内総務は、共同で声明を出しました。

声明では「トランプ大統領はこれまで何度も暴力を容認するような言動でアメリカの分断を深めてきた。トランプ大統領がみずからの言動を改めることがなければ、この事件について何を言っても説得力を持たないだろう」として、これまでのトランプ大統領の言動を非難しました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200305

FRBは24日、全米に12ある地区連銀が企業などに行った聞き取り調査を基に最新の経済報告を公表し、アメリカ経済は「緩やかに拡大している」という判断を示しました。

しかし米中の貿易摩擦が激しくなり、互いに関税を上乗せする措置の応酬によって、企業は原材料コストの上昇に直面しているとして、企業の間では消費者が購入する最終製品の価格を引き上げる動きが出ていると指摘しています。

また建設やITなどで従業員の採用が難しくなっていて、人手不足によって成長が抑えられるリスクがあるという報告がありました。

一方、トランプ政権がNAFTA=北米自由貿易協定の見直しでカナダやメキシコとの間で合意したことについて、乳製品の生産農家の間では成果が小さすぎるという受け止めが出ていると指摘しています。

市場関係者の間では、FRBは来月の金融政策を決める会合では金利を据え置くものの、景気の過熱を防ぐため12月の会合ではことし4回目の利上げを行うという見方が強まっています。

25日の東京株式市場は朝方から全面安になり、午後になって下げ幅を広げる展開になりました。この結果、日経平均株価の25日の終値は、24日より822円45銭安い2万1268円73銭と、ことし3月下旬以来の水準まで値下がりしました。また、東証株価指数=トピックスも51.15下がって1600.92と、ことしの最安値になりました。1日の出来高は16億4130万株でした。

株価が急落したのは、激しさを増す米中貿易摩擦の影響が、アメリカなどの企業業績に実際に表れ始めているという見方が広がったことに加え、サウジアラビア情勢やイタリアの財政問題などへの懸念が続いているためです。

アメリカでは、業績の先行きに慎重な見通しを示す企業が増えていることを受け、24日のニューヨーク市場でダウ平均株価が600ドル以上も下落したほか、アジア各地の株式市場でも株価の下落が目立ち、アメリカ発の株安が再び世界的に影響を広げています。市場では、堅調な世界経済に支えられて続いてきた株価上昇の流れが大きく変わったのではないかという見方も出ていて当面、神経質な値動きが続きそうです。

25日の株価の急落で、東証1部の時価総額はおよそ1年1か月ぶりに600兆円を割り込みました。

企業の時価総額は株価に発行済みの株式の数を掛け合わせて計算され、上場企業の時価総額を足し合わせると、市場全体の規模がわかります。25日の終値をもとに計算した東証1部上場の2110社の時価総額の合計は、合わせて596兆4466億円と、去年9月以来およそ1年1か月ぶりに600兆円を割り込みました。

日経平均株価がおよそ27年ぶりの高値をつけた今月2日には、時価総額の合計が678兆円余りあり、その後の3週間程度でおよそ82兆円の価値が失われた計算になります。

コメの産地と知られる宮城県登米市から、国内最大級となる900トン余りのコメが輸出されることになり、その第一陣がアジアやアメリカに向けて出発しました。

これは国内のコメの消費が減少するなか販路拡大につなげようと、JAみやぎ登米が行うもので25日の出発式では、関係者がテープカットを行ったあと、第一陣として13トンの新米を積んだトラックが出発しました。

輸出されるのはこの秋に登米市で収穫された「ひとめぼれ」合わせて938トンで、香港やオーストラリアなど5つの国と地域に輸出されます。単一の農協の輸出としては国内最大級だということです。輸出されるコメは、農薬と化学肥料を通常の半分以下に抑えたブランド米で、香港では日本の2倍近い価格で販売されることになります。

JAみやぎ登米の榊原勇組合長は「農家の生産意欲にこたえるために、価格が高くても海外の人たちに食べてもらえるよう関係機関と取り組んでいきたい」と話していました。

「資本家が実際に仕事を奪われる人に対して、『それは気持ちの持ちようだ』とか『もっと気持ちを明るく持って何とかしたらどうなのか』と言うのは私は無責任だと思う」

 さらに「AI弱者」への救済措置として議論されているベーシックインカム(BI)について、その財源としてロボット税や法人税の引き上げといった資本家側の負担が求められていることに関し、孫氏はロボット税には反対と表明。ならばと、法人税引き上げには賛成なのかと迫る新井氏を前に彼はしばらく絶句してしまう。さらに彼女に、

法人税を上げて、それでBIを支えてくださるんですか」

 こう畳掛けられると、渋々といった様子で孫氏は、

法人税は必要ですよね」

 と答えざるを得ない事態に追い込まれたのである。

「孫さんの記者会見などを長年チェックしてきましたが、彼が口ごもるようなことは一度もなかった。よほど想定外のことを問い詰められ、二の句が継げなかったんでしょう。彼はダーウィンの『進化論』を愛読書にしている究極の市場原理主義者で、競争社会で脱落した人のことなんか端(はな)から考えていませんからね」

 剥(は)がされた「強欲資本家」の化けの皮。孫氏に代表される、大資本家が技術競争に勝ち儲けを「下々(しもじも)」に配分すればいいという考え方を、京大名誉教授の佐伯啓思氏が一蹴する。

「全くナンセンス。仕事を失い、多数の人の所得が下がるような社会が、どうして発展できるんですか。消費する力がないというのに。過去のIT革命で日本のGDPは上がりましたか? 企業による行き過ぎた開発競争は、社会の格差を招くのです」

 目の前に東京湾を見下ろす大塚家具の有明本社。さる9月中旬の金曜日、ショールームも兼ねた本社ビルの会議室で行われた役員会では、堂々巡りの議論が実に5時間にもわたって繰り広げられていた。

 それも、紛糾のタネは久美子社長の辞任要求だという……。

「役員会が紛糾するようになったのは、ここ2カ月ほどのことなんです」

 そう溜息交じりに打ち明けるのは、大塚家具のさるベテラン社員である。

「ちょうどメディアでうちの会社の身売りが報道され始めた頃からで、この日のように数時間にも及んで紛糾することも珍しくありません。会社の危機がいかに深刻かを物語っていますよね」

 世間の耳目を集めた父・娘のプロキシーファイトから早3年。以来、坂を転げ落ちる石のごとく、かの会社の業績が急落していったのは今さら説明する必要もあるまい。しかし、役員会で久美子社長の辞任要求までなされていると聞けば、ただごとではない。

 しかも、先の社員が興奮気味に付け加えるには、

「なんと、久美子社長に辞任を要求しているのは3人の社外取締役なんですよ。一橋大学で教鞭をとっていた阿久津聡氏や弁護士の長沢美智子氏といった社外取締役が旗振り役となって、久美子社長を引きずりおろそうとしているんです」

「阿久津氏や長沢氏は久美子社長が父・勝久氏の反対を押し切って、三顧の礼で迎え入れた人物。プロキシーファイトで評価された“ガバナンス”の象徴的存在でもありました」

 企業ガバナンスの象徴にしては、声を上げるのが遅すぎた感が否めないが、

「大塚家具はこのままいけば数カ月以内に資金繰りがショートするというところまで来ている。そんなときに頑なに久美子社長の退任を求め、久美子社長が役員会にどんな議題を諮ろうとも議論には応じないというのですから、あまりに子どもじみていますよ。坐して死を待つと言えば聞こえは良いですが、これでは結局、責任を久美子社長に押し付けようとしているようにしか見えません」

「久美子社長は何とか会社を再建しようと様々な案を取締役会で提案しているんです。でも、社外取締役の謀反によって役員会は空転を続けており、何の打開策も打てていないのが現状で、久美子社長もさすがに頭を抱えてしまっている。このままいけば本当に民事再生法の適用という事態にもなりかねない。1400人の従業員が路頭に迷う日も近いかもしれません」

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/19/200435

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/24/200520

セブン-イレブンが「移動コンビニ」を始めたのは、東京・練馬区にある光が丘団地で、食品や日用品などおよそ150種類の商品を載せた軽トラックが週に2日訪れて、営業します。

今から40年ほど前に開発されたこの団地では、住民の高齢化が進んで、いわゆる「買い物弱者」が増えていて、初日の25日は高齢者らが次々に訪れ、パンや総菜などを買い求めていました。

85歳の女性は「足の状態が悪く、必要な物は、娘に頼んで買ってもらっていました。自分で買い物できるのはうれしいです」と話していました。

セブンーイレブンが移動コンビニのサービスを都内で行うのは今回が初めてで、コンビニ大手ではローソンやファミリーマートも一部の地域で展開しています。

セブンーイレブンの岩本洋樹さんは、「都内でも、団地の住民の高齢化が進むなど移動コンビニのニーズは高まっている。自治体とも連携しながらサービスを広げていきたい」と話していました。

「買い物弱者」は、地方だけでなく都市部でも大きく増えています。

買い物弱者について、農林水産省は、最寄りの店舗まで500メートル以上あり、自動車の利用が困難な65歳以上の高齢者と定義し、その数を推計しました。

それによりますと、全国の買い物弱者の数は平成27年の時点で合わせて824万人に上り、この10年で2割増えたとしています。特に、都市部での増加が目立つということで、東京・大阪・名古屋の3大都市圏では、10年間で1.4倍に増加したということです。

このうち、都内には平成27年の時点で60万人の買い物弱者がいると推計されています。10年前の1.5倍で、65歳以上の5人に1人になる計算だということです。

利便性が高いとされる都市部で買い物弱者が大きく増えていることについて、農林水産省は、いわゆる団塊の世代の高齢化に加え、地方に比べて車を持っていない高齢者が多いためではないかと分析しています。

燕岳 - Wikipedia

餓鬼岳 - Wikipedia

684 筑波山の悪霊|玉鏡|三鏡 - 霊界物語ネット

筑波山は兇党界の大将山本五郎右衛門が本拠である事ことは度々話した通りである。

丹波大江山も悪霊の本拠であるから登つてはいけない。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/17/200000(Oちゃんに可愛がってもらっているユリア)

ドラフト会議は午後5時すぎから東京都内で始まり、各球団が1位指名を行いました。

このうち、夏の甲子園でホームラン3本を打った高校球界を代表する左バッターで、ピッチャーとしても最速150キロをマークするなど、投打で評価の高い根尾選手には、中日、日本ハム、巨人、ヤクルトのあわせて4球団が1位で指名しました。抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

また、報徳学園の小園海斗選手もオリックス、DeNAソフトバンク、広島の4球団が1位で指名し、抽せんの結果広島が交渉権を獲得しました。

大阪桐蔭高校の4番、藤原恭大選手には、楽天阪神、ロッテの3球団が1位指名し、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

西武は大学日本代表のエース、日体大の松本航投手を1位で単独指名し、交渉権を獲得しました。

プロ野球のドラフト会議で、高校球界を代表するバッターでピッチャーとしても最速150キロをマークした大阪桐蔭高校の根尾昂選手は4球団から1位で指名され、抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

大阪桐蔭高校の根尾昂選手は野手としては高校通算32本のホームランを打ち、ピッチャーとしても最速150キロをマークした投打でレベルの高い選手です。

大阪桐蔭高校では2年の春から4回連続で甲子園に出場し、春のセンバツでは2大会連続で優勝投手になったほか、ことしの夏は3本のホームランを打つなど、投打の柱としてセンバツ2連覇、史上初となる2回目の春夏連覇に大きく貢献し、高校日本代表に選ばれました。

根尾選手は中学時代にスキーの全国大会で優勝した経験があり、高校生離れした高い守備力と、広角に打ち分ける力強いバッティングで「打てるショート」としても評価されています。

さらに、ピッチャーとしても最速150キロのストレートを投げることができることから投打で注目を集めていました。

プロ野球のドラフト会議で、報徳学園の小園海斗選手は4球団から1位で指名され、抽せんの結果、広島が交渉権を獲得しました。

報徳学園の小園海斗選手は広角に打ち分けるバッティングセンスと守備範囲の広さが光る右投げ左打ちの内野手です。

報徳学園では1年夏からショートのレギュラーとなり、去年は2年生ながら高校日本代表に選ばれて18歳以下のワールドカップでもショートで活躍しました。

ことし夏の甲子園では1試合で3本のツーベースを打つなど、8年ぶりのベスト8に貢献し、大会後には2年連続で高校日本代表に選出され、18歳以下のアジア選手権は5試合すべてに先発出場し、打率5割2分4厘の成績を残しました。

俊足に加え、強肩を生かした守備範囲の広さが光り、走攻守、三拍子そろったショートとして高い評価を受けています。

プロ野球のドラフト会議で、大阪桐蔭高校の藤原恭大選手は、3球団から1位で指名され、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

大阪桐蔭高校の藤原恭大選手は走・攻・守三拍子そろった左投げ左打ちの外野手です。
高校では1年夏からレギュラーとなり去年は2年生ながら高校日本代表に選ばれ、18歳以下のワールドカップでは1番バッターとして活躍しました。
甲子園には2年の春から4回連続で出場し、ことしの夏は4番に座ってホームラン3本、11打点の活躍で甲子園春夏連覇を果たし、大会後には2年連続で高校日本代表に選出され、18歳以下のアジア選手権でも活躍しました。

力強いバッティングに加え、俊足、強肩を兼ね備え、走攻守が三拍子そろった外野手として高い評価を受けています。

プロ野球のドラフト会議で、ことし夏の甲子園秋田県勢として103年ぶりに準優勝した金足農業のエース、吉田輝星投手は日本ハムが1位で指名し、交渉権を獲得しました。

金足農業の吉田輝星投手は最速152キロの伸びのある速球が持ち味の本格派のピッチャーです。

ことし夏の甲子園では、伸びのある速球とキレのある変化球で準決勝までの5試合すべてで完投し、横浜高校日大三高など強豪校を次々と破りました。

決勝では史上初の2回目の春夏連覇を果たした大阪桐蔭高校に敗れたものの、6試合で881球を投げ、合わせて62個の三振を奪うなどチームを秋田県勢として103年ぶりの準優勝に導きました。

大会後は、18歳以下のアジア選手権の日本代表にも選ばれ、韓国戦と台湾戦の2試合で登板しました。

吉田投手は、投げるだけでなく、けん制やフィールディングなどの技術も高く、プロ野球のスカウトからは総合力の高いピッチャーとして高く評価されています。

このうち、根尾昂選手は1位で中日、日本ハム、巨人、ヤクルトの4球団が指名し、抽せんの結果、中日が交渉権を獲得しました。

藤原恭大選手も1位で楽天阪神、ロッテの3球団から指名され、抽せんの結果、ロッテが交渉権を獲得しました。

また、横川凱投手が4位で巨人に、柿木蓮投手は5位で日本ハムに指名されました。

同じ高校から4人が指名されたのは、平成13年に夏の甲子園で優勝した日大三高から、現在はヤクルトでプレーする近藤一樹投手などが指名されて以来、17年ぶりです。

 根尾の交渉権を引き当てた中日は、1位指名を早々に表明。ロッテも早い段階で藤原の指名を公表し、探り合いが展開された。結果、中日とロッテは思いが通じた格好だ。興味深いのは、最初のくじを外した8球団のうち、6球団が指名を大学・社会人に切り替えたこと。最終的に4球団は大学生投手を指名しており、各球団が「投手」なのか「打者」なのかという補強戦略に関係なく、根尾と小園、藤原の能力を評価していたことがうかがえる。

 毎年、その動向が注目される日本ハムは、根尾か、高校生投手でトップクラスの評価だった吉田かで揺れたという。他球団の動向を踏まえた上で、吉田を単独指名する球団はないと判断。重複覚悟で根尾を指名して外したものの、この夏の甲子園をわかせた右腕の「一本釣り」に成功した。

1位指名から補強ポイントの強化に徹したのがパ・リーグ王者の西武だ。パで最悪の防御率4・24だった投手陣のてこ入れが急務で、大学生投手・松本を単独指名。2位も高校日本代表の長身右腕・渡辺の交渉権を獲得するなど、指名した7人中4人が投手の現実路線だった。

 各球団とも高校生と大学・社会人のバランスを取った指名が多かったが、例外が巨人。外れ外れ1位は大学生左腕と即戦力を確保したが、あとは高校生5人という偏った指名。来季から現場復帰する原監督は「何か特徴のある、可能性を大きく持った選手がとれた。近未来、近々未来の巨人を背負って立つ」と総括した。

 矢野・新監督を迎えた阪神は、藤原、辰己と外野手2人のくじを外した。三度目の正直で指名したのは、今年の都市対抗で打率5割超を記録した大阪ガスの外野手・近本。外野は高齢化が進み、補強ポイントの一つだった。さらに2、3位は内野手で、3位までに投手を指名しなかった唯一の球団だった。