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毎年、多くの参拝者が初詣に訪れる鶴岡八幡宮では、この時期、災難を払うとされる縁起物の「破魔矢」を作る作業に追われています。

境内では、神職やみこが鳥の羽の付いた竹の矢に和紙を巻きつけたり金銀の鈴を結びつけたりして「破魔矢」を仕上げていました。

作業は今月中旬まで続き、正月までに長さ60センチと94センチの2種類の矢が合わせて25万本ほど用意されるということです。

作業をしていたみこは「破魔矢を受け取った人が幸せで健康に過ごせるよう祈りながら作っています。災難のない、無事な1年を過ごして頂きたいです」と話していました。

鶴岡八幡宮では、これから年末にかけて、すす払いをしたり鳥居のしめ縄を取り替えたりして新年を迎える準備を進めることにしています。

皇太子ご夫妻の長女の愛子さまは1日、17歳の誕生日を迎えられました。

宮内庁によりますと、ことし4月、学習院女子高等科の2年生になった愛子さまは、学校の課題や予習・復習など、これまで以上に勉学に励み、忙しい日々を過ごされているということです。

夏休みには、英語教育のサマースクールに参加するため、3週間近くイギリスに滞在されました。

英語の授業のほか、体験学習でロンドン市内や近郊の都市を訪れ、イギリスの文化や歴史、社会に触れられました。

先月には、学校の文化祭で同学年のグループでダンスを披露したほか、出番の合間には司会も務められたということです。

また、修学旅行で奈良県京都府を訪れ、寺や神社など多くの文化遺産を見学し、日本の歴史や文化に触れられたということです。

このほか、来年の皇位継承に伴い、皇后さまから雅子さまに引き継がれる養蚕について、皇太子ご夫妻と皇居の養蚕施設を訪れて、皇后さまの説明を聞かれることもあったということです。

愛子さまは、学校生活や皇太子ご夫妻と一緒に活動する中で、さまざまな経験を積みながら健やかに成長されているということです。

愛子さま今まさに“大人への階段”を登られているところだ。

学習院の学内でもファンが急増中だという愛子さま。その人気が爆発してしまう事件が起こった。11月3日、学習院女子中・高等科の学園祭『八重桜祭』での一幕だ。

愛子さまがダンスデビューされると聞いた生徒が殺到して、開演が30分も遅れてしまったのです」

学習院女子高等科在学生の保護者が興奮気味に語る。

愛子さまは同級生たちと『BLOOM』というダンスチームを結成されています。昨年は司会だけのご担当でしたが、今年は司会に加えて、ご自身も2曲踊られました。それが事前に知れわたり、女子生徒だけではなく男子部の生徒たちもどんどん会場に集まってきて、開演が遅れるほどのパニックになってしまったのです。ポンポンを手に、元気いっぱいのチアダンスを披露。運動神経抜群の愛子さまは踊りもばっちりでした。会場はその日一番の盛り上がりとなって『愛ちゃーん』という黄色い声援が四方八方から飛んでいました」

学習院関係者は、今の愛子さまの人気ぶりはもはや“佳子さま超え”なのだと話す。

「もちろん高等科時代の佳子さまも可愛らしくてご活発で、学内でとても人気がありました。ただ、愛子さまの場合はその人気が“人望”といったレベルになっているのです。特に下級生からの支持が圧倒的です」

愛子さまは今年7月22日から8月9日までの日程で、英国の名門イートン校のサマースクールに参加された。はじめて雅子さまと離れ離れになって、3週間ほど海外生活をされたのだ。これが愛子さまの転機になったはずだと語るのは皇室担当記者。

「学業に意識の高い同級生と過ごす中でお感じになるものがあったのかもしれません。ストーンヘンジ大英博物館などロンドンの名所を巡られ、生徒たちだけで行動される場面もありました。その経験から視野が広がり、自信も生まれたのでしょう」

自分の可能性を広げたい――。そんな思いからなのか、愛子さま秋から猛勉強を始められたのだという。

「放課後にダンスの練習を終えてからも机に向かわれるので、その熱心さに周囲の人たちからは心配の声も上がるほど。文系の特別進学クラスに在籍されていて学年トップ級の成績ですから、本気で目指されるのなら東大合格も決して夢ではないでしょう」(前出・皇室担当記者)

愛子さまは、11月13日から17日にかけて奈良・京都をお訪ねになりました。学習院女子高等科2年生の修学旅行だったのです。数々の寺院や皇室の施設である京都御所などを見学されて、歴史に思いを馳せられたようです」(学習院関係者)

自由行動では祇園などの古い街並みをご友人と一緒に見て回られたという。

「宿泊先でも大部屋でお友達と布団を並べてお休みになりました。4泊5日の行程を、とても楽しそうに過ごされました」(前出・学習院関係者)

12月1日に17歳の誕生日を迎えられた愛子さま学習院の保護者はうれしそうにこう明かす。

「最近、愛子さまがたいへん社交的になられたと保護者の間でも評判なのです。高等科に進学した直後は、学校をお休みになる日も少なくありませんでした。急激に痩せられたり、一気にふっくらされたりと、思春期特有のこととはいえ体重の増減も心配になるほどでした。ところが、ここ数カ月は学校でもいつも笑顔。ご友人にも積極的にご自分から話しかけられているとうかがっています」

8月には、須崎御用邸那須御用邸で皇太子ご夫妻と一緒に、はつらつとしたご表情で取材にも対応されていた。東宮家に詳しい皇室ジャーナリストも愛子さまの才能を語る。

「もともと愛子さまは、学業、芸術、スポーツ、いずれにも秀でた才能をお持ちの“スーパープリンセス”だったのです。東宮御所を訪れた外国の王族と通訳を介さずに英語で懇談されるほど、秀でた語学力をお持ちです。文系の特別進学クラスにご在籍で、成績も学年トップ級。初等科から続けていらっしゃるチェロでは、皇太子さまと一緒にオーケストラにも参加されています。学芸会では演劇用に楽曲の編曲をされるほど、音楽にも精通されているのです」

皇室ジャーナリストによると、愛子さまは運動神経も抜群だという。

愛子さま赤坂御用地内で宮内庁職員とバドミントンやキャッチボールをなさることも多いのですが、ソフトボール経験者の雅子さまも驚かれるほどのスピードボールをお投げになるそうです。それでいて初等科の運動会で組体操の下段を務められたように、幼いときからチームワークの大切さもご存じでいらっしゃいました」

しかし愛子さまに関しては、これまでは登校不安や“激やせ”ばかりが取りざたされ、その魅力が十分に伝わってこなかった。

愛子さまご自身が積極的になられたことで、親しみやすいお人柄と多才な魅力が知れわたるようになりました。学習院の学内でもファンが急増しているそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/14/200100愛子さま学習院女子高等科の運動会)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180819/1534674948愛子さまにボーイフレンドのお噂)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20180817/1534502887(短期留学の愛子さまイートン校の“ディスコタイム”で踊ったお相手)

「つい先日、眞子さまと仕事でお会いする機会がありました。普段からテキパキと仕事を進められる方なので、仕事仲間からの信頼はとても厚い。ただ、結婚の延期や、それについての報道をまったく意に介していないような雰囲気で、どちらかというと“もうすぐ結婚します!”という幸せオーラを漂わせていることには、驚きもありました」(眞子さまの知人)

「いくら降嫁して一般人になるとはいえ、一般人同士の結婚とは大きく異なります。トラブルについて何も説明しない小室さんへの不信感は、今後の皇室のあり方にも大きな影響を与えかねません」(皇室ジャーナリスト)

「所轄の警察では、“いつまで警備を続ける必要があるのか”という疑問の声も聞かれます」(警察関係者)

 結婚問題に結論が出るまで、延々と自宅周辺の警戒・警備は続くのだろうか。留学への出発直前、所用があって小室家宅を訪れた関係者に、小室さんは何度も繰り返し、こう言い放ったという。

「個人情報の扱いは大丈夫ですか。絶対に漏らさないでくださいよ」

 ピタリと隣に寄り添っていた佳代さんもこう念押ししたという。

「あなた、わかってるんでしょうね」

 そう「超厳戒」ですごまれた関係者が、親子に複雑な気持ちを抱きながら小室家を後にしたのは、言うまでもない。

 一連の結婚問題は、日本国内だけでなく、アメリカやイギリスのメディアでも報じられた。その影響は拡大するばかりで、日本の皇室への印象が大きく変わる可能性も出ている。

「来年、秋篠宮家は、皇太子待遇の皇嗣家に格上げされます。秋篠宮さまは、人数の限られる天皇家において、天皇になった兄を支える重要な役割を果たさなければなりません。眞子さまも、皇嗣家の長女であり、将来の天皇の姉になるわけです。皇室全体への影響が案じられるのに、なぜ早急に決断が下せないのでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200100秋篠宮家の親子にとってだけでなく、時代の移り変わり目にある皇室にとっても喫緊の課題になっているのに、“親子で話ができない”が、問題の先延ばしの言い訳になるでしょうか。)

編集作業に入ると、記憶が新しいことも影響したのか、さまざまな歴史を盛り込みすぎたという。その結果、テロや事件など暗い歴史が目立つ内容になってしまった。「明るい話題を入れよう」と決め、巻頭には日本の世界遺産や平成時代の国民栄誉賞受賞者を顔写真と解説つきで掲載。サッカー日本代表のW杯初出場(98年)、ノーベル賞受賞者のほか、東京五輪パラリンピック開催決定なども入れた。安達さんは「気づけば暗い話題ばかりで読み返すのがつらい内容だな、ということで変えました」と話した。

 29日からこのシリーズでは初めて「世界の歴史」を出版する。歴史教科書の老舗「山川出版社」が編集協力し、全17巻を発売。安達さんは「現代史は歴史的事実や評価などが確定していないため、より客観的な視点が必要でした。安易に評価を下さないという姿勢を大切にしました。児童だけでなく、改めて歴史を学びたいといういろいろな方に読んでいただければ」と話した。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200100秋篠宮さま 53歳に 会見の全文)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/06/200210(【学習まんが】『日本の歴史』に平成登場、暗い話題が多く)

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/24/200120(「哲学は、われわれの眼にたえず示されているこの宇宙という大きな書物の中に書かれている。しかし、この書物は、その言語を理解しその文字を読むことをまず学ばなければ理解できない。それは数学の言語で書かれており、その文字は三角形、円、その他の幾何学的図形であって、これを知らずには一語も理解できないのである。」)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20170613/1497350187(要点をくっきりと描き出したい.ならクドクド書かず,重要な点だけを簡素に明確に表現しよう,あとはその繋がりをこれもなるべくアッサリ表しておこう,となってくる.書き手のそんな意識が全体に行き届くと,本は高密度になって読むのが遅くなる.整理簡約の道のりもそれなりに追体験して納得しないと,分かった感じにはなれない.また,そういう本では不必要なことはほとんど書いていないということにもなるので,キチンと隅まで理解したい場合は分からない箇所を残すわけにいかない──ということで,分からない箇所を潰していく作業が必要で,それを気長に根気よくやる.)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/20131205/1386240307(『理系大学受験 化学の新研究』)

理系大学受験 化学の新研究 改訂版

理系大学受験 化学の新研究 改訂版

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/15/200136(物理の見方・考え方 (江沢洋選集 第1巻))

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200150

米韓首脳会談は、G20サミットが開かれているアルゼンチンで30日、通訳だけを伴う形で30分間行われました。

この中で、トランプ大統領とムン大統領は北朝鮮の最終的かつ完全に検証された非核化に向けて連携していくとともに、北朝鮮が非核化を達成するまで既存の制裁を維持することが重要だという認識で一致しました。

また、トランプ大統領が2回目の米朝首脳会談の開催に向けた意欲を改めて示し、米韓両国は緊密に連携していくことで合意したということです。

北朝鮮の非核化をめぐる米朝協議が難航する中、アメリカは韓国に対し、南北関係の改善ばかりを先行させないようくぎを刺していましたが、制裁による圧力の維持で足並みをそろえた形です。

一方、韓国大統領府は、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長のソウル訪問が朝鮮半島の平和定着を後押しするという点でも両首脳は意見をともにしたとしており、年内の実現にこだわりを見せているキム委員長のソウル訪問をトランプ大統領も支持していると強調したい思惑があるとみられます。

韓国軍の合同参謀本部の発表によりますと、1日午前8時前、北朝鮮軍の兵士1人が北部カンウォン道(江原道)の南北の軍事境界線を越えて韓国側の非武装地帯内を歩いているのを監視装置で見つけ保護したということです。

韓国軍は、兵士の所属や階級などは明らかにしていませんが、関係者によりますと兵士は亡命する意志を示しているということです。

一方、北朝鮮側からは兵士に対する銃撃などはなく、北朝鮮軍に特異な動きは確認されていないということです。

韓国軍は今後、情報機関の国家情報院や統一省と共同で、聞き取りを行って動機や経緯を調査することにしています。

韓国と北朝鮮はことし9月の南北首脳会談で軍事的な緊張緩和を目指した合意書をまとめ、将来的に非武装地帯で兵士が警戒にあたる歩哨所をすべて撤収することにしていました。

この合意にそって11月30日までに試験的に双方が10か所ずつ歩哨所を撤収していました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200220(南北の鉄道連結へ 韓国調査団が北朝鮮に)

北朝鮮国営の朝鮮中央テレビキム・ジョンウン委員長が日本海側にある軍の水産事業所3か所を相次いで訪問したと伝えました。

放送された写真では、キム委員長が港に停泊している漁船に乗り込んで幹部に指示したり、魚が山積みされた冷凍貯蔵庫で満足そうな表情を浮かべたりしている様子が分かります。

キム委員長は2日間続けて水産事業所を視察し、「宝の山、金塊のようだ。今後も軍が黄金の海の歴史を創造する先駆者らしく、党の水産政策を貫徹する上で先頭に立たなければならない」と述べて、漁業活動に力を入れるよう指示しました。

北朝鮮では、軍が農場や水産事業所を所有して経済活動も行い、漁船は、各部隊の傘下に所属して漁に出ています。日本の沿岸に漂流・漂着した朝鮮半島からとみられる木造船はことし、これまででもっとも多く見つかっています。

背景には党の意向を受けて成果をあげようと老朽化した装備で安全が確保されないまま漁業活動を行っていることがあるとみられます。

会談の冒頭、習主席は10月の安倍総理大臣の中国訪問を踏まえ、「自分は両国の将来に自信がある。安倍総理大臣とともに関係発展のため政治的指導力を発揮し、新たなエネルギーを注いでいきたい」と述べました。

これに対し、安倍総理大臣は「来年は習主席を日本にお招きし首脳どうしの間断のない相互往来を通じて、あらゆる分野の交流、協力を一層発展させていきたい」と応じました。

そのうえで、今回の米中首脳会談で貿易投資をめぐる問題を含めて有益な議論が行われるとともにG20サミット全体の議論に両国が建設的に貢献することに期待を示しました。

また、米中の貿易摩擦について「問題の根本的な解決には国有企業への補助金、知的財産の保護、強制的な技術移転などに具体的な措置を講ずることが重要だ」と指摘し、アメリカ側の懸念に対する具体的な対応を促しました。

さらに、両国が第三国で進めるインフラ整備の支援をめぐって、透明性や開放性など国際的なスタンダードに沿うことが重要だという認識を伝え、両国間の意思疎通を強化していくことで一致しました。

一方、安倍総理大臣は、原発事故を受けた日本産食品の輸入規制をめぐり、先に、中国が、新潟県産のコメの輸入制限解除を発表したことを歓迎し、ほかの規制の早期解除を求め、習主席は科学的評価に基づき適切に対応する考えを示しました。

また、両首脳は東シナ海の安定なくして日中関係の真の安定はないという認識を改めて確認し、安倍総理大臣は尖閣諸島の状況改善に加え、ガス田開発をめぐり中断している条約締結交渉の早期再開を要請しました。

加えて、北朝鮮情勢をめぐって、朝鮮半島の非核化に向けて国連安保理決議の完全な履行や北朝鮮海上で物資を積み替える「瀬取り」への対策の重要性も確認しました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200230(米中は協調より競争関係へ 中国の侵略的行動が原因 米専門家)

アルゼンチンで開かれているG20サミットに出席している中国の習近平国家主席とインドのモディ首相が30日、会談しました。

インド外務省によりますと、会談で両首脳は、去年、国境地帯で双方の軍が2か月以上にらみあうなど対立が続いたことを踏まえ、国境問題の解決に向け両国の関係改善を進めることで合意しました。

また、農産品や医薬品の双方の輸出入を増やすなど貿易を拡大していくことでも一致しました。

中国とインドは国境地帯の問題や中国が提唱する巨大経済圏構想「一帯一路」をめぐる立場の違いなどから一時、ぎくしゃくした関係が続いていました。

両首脳が会談するのはことし4回目で、今回の会談でも融和ムードを強調し関係改善の流れを確認した形です。

来年、総選挙を控えるモディ政権としては、主要な貿易相手国の中国との関係を安定させ、好調な経済を実績としてアピールするねらいがあるとみられます。

また中国もアメリカとの貿易摩擦が激しくなる中、同じ新興国のインドとの連携を深めたい思惑があるものとみられます。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/18/200230モルディブ 親インド派の大統領の就任式 中国との関係は?)

主要20か国の首脳らが参加するG20サミットに出席するためアルゼンチンを訪れている安倍総理大臣は、日本時間1日午前2時前から30分余り、アメリカのトランプ大統領との9回目の首脳会談に臨みました。

会談の冒頭、トランプ大統領は「日本から約束があったが、アメリカから数多くの最新鋭のステルス戦闘機F35を購入することに感謝したい。日本との間の貿易赤字は巨額だが、安倍総理大臣と協力して速やかに不均衡を是正したい」と述べました。

また、来年の皇太子さまの即位に伴い、日本に招待されていることを明らかにしました。

これに対し、安倍総理大臣は「日米同盟はかつてないほど強固なものとなっており、G20サミットで首脳会談が実現するのも日米同盟がいかに強固であるかの象徴だ」と応じました。

そして、両首脳は、中国に対し、経済面や安全保障面で建設的な役割を果たすよう促していくために緊密に連携していくことを確認しました。

また、朝鮮半島の完全な非核化に向けて、引き続き国連安保理決議の完全な履行が重要だという認識で一致したほか、安保理決議に基づく制裁措置を逃れるため北朝鮮海上で物資を積み替える「瀬取り」への対策で緊密に連携していくことを確認しました。

このほか、ことし9月の日米共同声明に従い、日米間の貿易・投資をさらに拡大させ、公正なルールに基づく自由で開かれたインド太平洋地域の経済発展を実現させていくことを再確認しました。

このあと、両首脳はインドのモディ首相を交えて、日本・アメリカ・インド3か国による初めての首脳会談に臨み、法の支配や航行の自由を保障する「自由で開かれたインド太平洋」構想の維持・強化に向けて、海洋での安全保障や地域の連結性の強化などで緊密に連携していくことで一致しました。

ホワイトハウスは30日、日米首脳会談の内容について発表しました。

それによりますと「両首脳は、北朝鮮に関する最新の情勢を検証し、北朝鮮が非核化を実行するまで圧力を維持するため、国際社会とどう連携していくか議論した」としています。

また、「自由で開かれた、インド太平洋の進展に向けた協力や、エネルギーやインフラの分野で連携を拡大していく次のステップについても意見を交わした。さらに、2国間の貿易協定の締結を目指す交渉を含む、両国の経済関係を深めていく取り組みについて協議した」として、日米間の貿易やインド大平洋地域での協力の在り方など、幅広い分野で意見を交わしたと明らかにしました。

G20サミットに出席するため、アルゼンチンを訪問しているトランプ大統領は30日午後(日本時間1日未明)、安倍総理大臣との会談の冒頭、記者からロシアのプーチン大統領との会談を取りやめるとした理由を問われると、「ウクライナの艦船と兵士に対して起きた問題が唯一の理由だ」と述べ、ロシアがウクライナ海軍の艦船を拿捕したことを批判しました。

そして、「ロシアが早期に事態を解決することを期待している」と述べて、ロシアがこの問題を解決しないかぎり、首脳会談を行うつもりがないことを強調しました。

一方、ロシア大統領府補佐官は「プーチン大統領は、トランプ大統領とG20サミットの会場であいさつは交わしたものの、対話はしなかった」としています。

また、トランプ大統領は、1日に予定されている中国の習近平国家主席との首脳会談については「合意に向けた努力をしており、いい兆しが見えてきている」と述べ、貿易摩擦の緩和に向けて中国側が譲歩することに期待を示しました。

ロシアのプーチン大統領は、G20サミットに合わせて開かれた中国やインドなどが参加するBRICS=新興5か国の首脳会議で演説し、「違法で一方的な制裁と保護主義的な措置をとる悪質なやり方が広がっている」と述べました。

そのうえで、「国際社会で経済協力を進めようという雰囲気に悪影響を及ぼし、経済に携わる人たちの相互の信頼を失わせている」と述べ、クリミア併合やいわゆるロシア疑惑などでロシアへの制裁を重ねるアメリカを批判しました。

プーチン大統領としては、トランプ大統領が首脳会談の中止を表明する中、中国やインドとの連携を重視する姿勢を示したものとみられます。

ロシアがウクライナ海軍の艦船を拿捕(だほ)した問題をきっかけに、米ロ関係がますます悪化する事態は避けられない見通しです。

ロシアのプーチン大統領は、サウジアラビア人のジャーナリストが殺害された事件をめぐって、疑いの目が向けられているムハンマド皇太子とG20サミットの会場で隣り合った際、満面の笑みを見せながら肩の高さまで手をあげて、がっちりと握手を交わしました。

そして2人は、その後も談笑を続け、親密ぶりをアピールしていました。

一連のシーンは、ジャーナリストの殺害事件をめぐってロシアがサウジアラビアへの批判を避けるなど、両国の関係のよさを象徴したものだとして欧米のメディアが大きく報じています。

一方、ロシア大統領府によりますと、プーチン大統領は首脳会談の中止を表明したアメリカのトランプ大統領とは、G20の会場ではあいさつを交わしただけで対話はなかったということです。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200250トランプ大統領 プーチン大統領との会談中止の考え)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/29/200240(米のサウジ皇太子擁護に議会が反発を強める)

これは30日、元大統領のスポークスマンがツイッターに声明をのせて発表しました。

ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領はテキサス州選出の下院議員を務めたあと、国連大使やCIA=中央情報局の長官など要職を歴任しました。

レーガン政権で副大統領を2期8年にわたって務め、1988年に大統領選挙に共和党から立候補して当選し、第41代大統領に就任しました。

ブッシュ氏は、当時のソビエトゴルバチョフ書記長の改革路線を支持して協調を進め、1989年のマルタ会談で冷戦の終結を宣言し、戦後、長く続いてきた米ソの対立に終止符を打ちました。

また1990年にイラクが隣国のクウェートを侵攻し、いわゆる湾岸危機が起きるとこれを強く非難し、翌年には、多国籍軍を組織して湾岸戦争への突入を決断。イラク軍を撤退に追い込みクウェートを解放しました。

しかし、アメリカの景気後退などで支持率は低下し、2期目を目指した1992年の大統領選挙では民主党クリントン氏に敗れました。

ブッシュ氏は去年11月にはフォード元大統領を抜いて、歴代アメリカ大統領として最高齢となっていました。

ブッシュ氏の妻、バーバラ・ブッシュさんもことし4月、病気のため亡くなり、その直後からブッシュ氏の体調不良も伝えられていました。94歳でした。

亡くなったブッシュ元大統領の長男で第43代大統領を務めたジョージ・ブッシュ氏は、「わが父、ジョージ・H・W・ブッシュは高潔な人格で、息子や娘が望みうる最高の父親だった。父のために気遣い、祈ってくれた人の思いやり、そして友人や仲間たちの哀悼の意に対し、ブッシュ家の全員が深く感謝している」という声明を出しました。

日産自動車の「ポスト・ゴーン」選びはすでに始まっている。日産は社外取締役の豊田正和氏を委員長とした委員会を立ち上げ「現在の取締役の中から会長の候補を提案する」方向で絞り込みに入っている。ゴーン氏とその側近だったグレッグ・ケリー氏が逮捕された後、残る取締役は7人。この非常時に会長が務まりそうなのは、前会長の志賀俊之氏か豊田氏のどちらかだ。

 豊田氏は経産省の出身で、日産の社外取締役には今年の6月に就任した。1973年入省で、商務情報政策局長、経済産業審議官などを経て2008年の内閣官房参与を最後に退官した。事務次官にこそなっていないが、経産官僚としてはかなりの大物だ。

 退官後は日本エネルギー経済研究所の理事長を振り出しに、社外監査役社外取締役として日東電工キヤノン電子村田製作所を渡り歩いている。来年、70歳になる豊田氏の天下り人生もそろそろ「上がり」が近づいていたはずだが、その豊田氏が今年、日産に送り込まれ、この局面で「ポスト・ゴーン」を決める重要なポジションを担っているのは興味深い。会長選びに経産省の意思が反映されるのは間違いない。

 経産省が急遽、大物OBの豊田氏を日産に送り込んだのは、ルノーを介して日産に「支配」の手を伸ばそうとしていたフランス政府に対抗するためと見られる。
「ゴーン逮捕」の火種が生まれたのは2015年4月。当時、経済相だったマクロン大統領が、フランス政府のルノーでの議決権を2倍に引き上げる指示を出したときだ。このころからマクロン氏はルノーの経営に介入する意思を見せ始め、大統領になってからも「ルノー・日産の経営統合」を主張している。

 2015年の時点でゴーン氏は、仏政府によるルノーの経営への介入に反対していた。政府の影響力が高まれば、不況時に人員削減や工場閉鎖が実施しにくくなるからだ。政府の支援を受けながらリストラを先送りする経営は、「コストカッター」と呼ばれるゴーン氏のスタイルと相容れない。

 だがルノーCEOの任期が切れた昨年、ゴーン氏はマクロン大統領に歩み寄った。2022年までのCEO任期延長と引き換えに、政府の介入を受け入れた節がある。ここからゴーン氏とマクロン大統領は「ルノーと日産、三菱自動車の経営を不可逆的なレベルまで統合する」という方針で歩調を揃えた。

 これを脅威と受け止めたのが西川氏ら日産の日本人経営陣と三菱自動車経産省だ。

ルノー・日産・三菱自」統合会社の経営権をフランス政府が握るような事態になれば、極端な場合、日本にある日産や三菱自の工場を閉めてフランスにあるルノーの工場に生産を移管するようなケースも考えられる。日本の部品・素材メーカーを切り捨てて、フランスのサプライヤーの仕事を増やすこともできる。それで統合会社が強くなるかどうかは別の話だが、少なくとも足元でフランスの雇用が増え、マクロン大統領の支持率アップには貢献するだろう。自動車版「フランス・ファースト」である。

 資本の論理では日本はフランスにかなわない。日産の発行済株式の約43%を持つルノーは拒否権を持っており、一方の日産はルノーに15%出資しているが、これは議決権を持たない株であり経営にはほとんど口を出せない。

 マクロン大統領とゴーン氏が着々と「経営統合」に向かって歩みを進める中、日産の日本人経営陣や経産省は「資本の論理」を覆すための一手を探っていた。その1つが「日産によるルノー株の買い増し」ではないかと筆者は睨んでいる。

 日産による出資比率が25%を越えればルノーの日産に対する議決権が相殺され、日産は経営の自主性を確保できるからだ。資金源は「官製ファンド」である。

 2018年9月、産業革新機構(INCJ)を改組して誕生した産業革新投資機構(JIC)。産業革新機構の設置期間を大幅に延長し、2兆円の投資枠を4~5兆円に拡大する計画もある。過去にルネサスエレクトロニクスジャパンディスプレイ(JDI)に数千億円を投資し、東芝メモリを買収した日米韓連合の一翼も担う。JICの社長に就任したのは三菱UFJ銀行出身の田中正明氏。頭取にはなれなかったが海外の金融機関に幅広い人脈を持つ大物バンカーで、経産省とも近い。さらにJICの子会社になったINCJの会長は日産取締役の志賀俊之氏である。

 JICの表看板は「ベンチャー投資」だが、INCJの資金の過半がルネサスやJDIといった日本の電機産業の再編・再建に注ぎ込まれたことを考えれば、日産・三菱自の経営権をルノーから取り戻すことにJICの資金が使われても不思議はない。資金を拠出するJICには田中、受け取る日産には豊田と志賀がいる。そしてJICと日産の背後にいるのが経産省という見立てである。

 マクロン大統領とゴーン氏の「連携」に警戒感を強めた日産の日本人経営陣と経産省は、要所の人事で布石を打って「日産奪還」の布陣を整えた上で、ゴーン氏の追い落としに出た。当然、フランス側は反撃に出るだろうし、有価証券報告書の虚偽記載だけでゴーン氏を仕留められるとは思えないので、日本側はまだ「隠し球」を持っているかもしれない。事態の推移は予断を許さないが、これがゴーン氏個人のスキャンダルでないことだけは間違いなさそうだ。

G20サミットに出席するためアルゼンチンを訪れている、安倍総理大臣は、フランス側からの要請で、日本時間1日午前0時20分ごろから約15分間、サミットの会場でマクロン大統領と会談しました。

この中で、安倍総理大臣は「日本とフランスの産業協力の象徴である日産、ルノー、三菱の提携については、民間の当事者間で決めるものだ」として、今後の提携の在り方について、政府が関与すべきものではないという考えを示しました。

そして、両首脳は、日産、ルノー三菱自動車工業のグループ3社の提携について、安定的な関係を維持していくことが重要だという認識で一致しました。

また、同行している野上官房副長官は、記者団に対し、日産自動車の前の会長、カルロス・ゴーン容疑者が金融商品取引法違反の疑いで逮捕されたことについて、首脳どうしの詳細なやり取りは差し控えるとしたうえで、「検察当局は独立した存在で、個人の基本的人権の保障を前提として、捜査は適正に行われていると認識している」と述べました。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200430(仏メディア ゴーン前会長の勾留延長 批判的に伝える)

日産は退任後の報酬のための金を積み立てておらず、会長在任中に発覚しないようにしていた可能性がある。

 ゴーン前会長は退職後に約半分の報酬を受け取る形にしていたことを認めつつ「受け取ることは確定しておらず、報告書への記載義務はなかった」と説明しているという。この説明からすれば、積み立てをしていなかったことは「支払いの未確定」を意味することにつながるとの見方もある。

 ゴーン前会長と側近の前代表取締役、グレッグ・ケリー容疑者(62)は2010~14年度の5年分の前会長の役員報酬計約50億円を有価証券報告書に記載しなかった疑いで逮捕された。

 関係者によると、2人は、年1億円以上の報酬を得た役員が有価証券報告書に氏名や金額を記載しなければならない「個別開示制度」が09年度に始まったことを機に、年約20億円だった前会長の報酬のうち約10億円を退任後に受け取る仕組みを作ったとされる。

 ゴーン前会長らは、この仕組みを確認する合意文書を毎年、英語で作成。文書には、日産が退任後の前会長に「未払い報酬」を支払うなどと記され、金額や作成日も記されていたという。

 文書の存在は前会長とケリー前代表取締役のほか、少数の側近幹部しか知らず、文書の一部には前会長のサインもあったとされる。

 日産自動車カルロス・ゴーン会長(当時)の逮捕は、日本の刑事司法の後進性を全世界に向けて発信することになりそうだ。東京地検特捜部は、久しぶりの大金星に浮かれるのではなく、人権意識の高いフランスを始めとした西欧諸国を納得させることのできる犯罪の立証が求められる。外交問題に発展しかねない大事件だけに、失敗すれば、森本宏特捜部長は言うに及ばず、稲田伸夫検事総長引責辞任は避けられないだろう。

 しかし、直接の逮捕容疑が、1億円以上の役員報酬有価証券報告書に記載しなければならない開示を偽っていたという点には首をかしげたくなる。

 有価証券報告書とは、会社の財務諸表や設備、資産の内容などについて監査法人の監査を受けた後、内閣総理大臣に提出する資料。損益計算書貸借対照表など詳細な財務諸表が記され、主には株や社債を売買する投資家が当該企業の財務内容を分析するために使われる。この財務諸表を偽って、実際よりも企業業績をよく見せる粉飾決算は後を絶たず、最近では東芝が長年にわたってパソコン部門などで粉飾していたことが明らかになっている。

 ところが東京地検特捜部は、東芝の明白な粉飾決算については強制捜査に踏み切らなかった。

 一方、日産のゴーン氏とグレッグ・ケリー代表取締役(当時)の2人が問われたのはそうした粉飾ではなく、役員報酬欄の虚偽記載である。

 大手監査法人幹部によると、監査法人がチェックするのは主に損益計算書貸借対照表の財務諸表であって、役員報酬欄については会社側の申告のまま掲載されることが少なくないという。だからゴーン氏が弁護士を立てて争う姿勢を示すと、監査法人側はもめごとを嫌がってあっさり引き下がってしまうわけである。

 しかも、役員報酬の記述を決めた会社法施行規則の121条、124条を読む限り、当該事業年度に受ける見込みの報酬とあるだけで、退職後に支払われる報酬の記載の義務があるとは読み取りにくい(ただし条文とは別の記載事例とする書式には「退職慰労金」の欄がある)。非常に大ざっぱな規定のため、言い逃れをしようと思えばできそうだ。

 役員報酬内閣府令では「会社から受け取る財産上の利益」としているだけで、たとえば会社から住宅の提供を受け、家賃を会社に負担してもらった場合、報酬に入るのかどうか、わかりにくい。この虚偽記載だけでゴーン氏のような大物経済人の逮捕にまで突き進むのは、危うさを感じてしまう。

 容疑を否認し、徹底抗戦しようとすると、延々と束縛する「人質司法」。日本の刑事司法の後進性を示す象徴的な手法である。ふつうの日本人でも前近代性を感じるやり方だけに、人権意識の高い西欧から「やっぱり日本はアジアの後進国」と思われかねない。

 そんな刑事司法後進国の日本においてゴーン氏が頼ったのは、これまた古い捜査手法で知られる元特捜部長の大鶴基成弁護士だった。

 ライブドア事件村上ファンド事件を手がけたことで知られるが、当時、両事件を取材した私は、最初から結論ありきの乱暴な捜査にビックリしたことがある。あらかじめシナリオをつくり、それに合致する証拠や供述で補強していくので、真実とはかなり異なるストーリーができてしまうのである。

 大鶴氏は大分県佐伯市出身でラサール高校から東大に進学。ラサール、東大の同級生は「冗談も言わない。ひたすら勉強。俺の隣の席だったけれど個人的なことは一切言わないで朝から晩まで勉強、勉強、また勉強。都会にはいなかっただろうね。当時の段階で田舎でもかなり珍しかったタイプ」と言い、別の同級生も「まじめで成績優秀、隙のないタイプ。そういう人生を送ってきた人ですよ」と評する。いわゆるガリ勉タイプの人だ。

 パッと見は検事っぽくなく、地味。官舎に夜回りに行った際には、顔なじみの司法クラブの記者ではない私が押しかけたせいか、かなり動揺した感じだった。「ずいぶん気の小さそうな人だな」というのが私の受けた第一印象。痩せて、かなりくたびれたベルトを締め、「取材にはきちんと対応しますから」と言っていたが、結局、「一切取材には応じられない」というお手紙が届いただけだった。「おとなしい子」と叔母。従兄弟も「昔から気が小さく心配ばかりしていた」と言っていたが、なるほど、その通りの印象だった。

 しかし、捜査現場ではそれが一変するのだという。上司だった元高検検事長「自分の弱さを隠すため、権力を笠に着て乱暴な取り調べをする。本人に面と向かって何度も注意したが改まらなかった」と言っていた。後に陸山会事件の虚偽捜査報告書で市民団体から告発されることになったのも、むべなるかな、である。刑事司法後進国の日本を代表する検察官だったと言えよう。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200150(須網隆夫早稲田大学教授「司法試験合格で法律家になれるという歪んだ考え」)

 〈百円紙幣模造事件〉では対応に当たった警察官が被告人に注意を促していたのですが、かりに「この程度は模造紙幣ではないから、適法だ」とアドヴァイスを行っていたとしたら、それを聞いた被告人はもとより、一般人もまたそれが法的に禁止されている「模造紙幣」だと認識できないでしょうし、その場合は故意はなかったとして処理されるべきだと思われます。しかし、警察官が「この程度なら形式的には条文に該当するが、処罰されることはない」と説明していたならば、模造紙幣製造罪の故意は認められることになりますが、結果的に刑事責任を問うべきかどうかはかなり微妙な判断になってくるように思われます。

 このように考えると、ゴーン容疑者らの場合は、ケリー容疑者が金融庁に対して行った質問の具体的な内容と、金融庁からの回答の具体的な中身が問題になってきます。この点の詳細は不明ですので断定的なことはいえませんが、全体の報酬額を含めて作成について問い合わせをしていたとすれば、その金額の大きさから判断すると、金融庁が、有価証券報告書の虚偽記載罪に形式的に該当する(つまり、故意はある)が刑事責任を問われるおそれはないと回答したとは考えにくく、端的に「虚偽記載には当たらない」と回答したのではないかと推測されます。だとすれば、彼らが「記載義務を認識していた」とする特捜部の主張には無理があるように思われますし、有価証券報告書虚偽記載罪の故意を認めることじたいが、かなり難しくなってくるのではないかと思います。

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東京地検特捜部は、ゴーン前会長が実際の報酬との差額を退任後に受け取ることが確定していたとみて調べていますが、ともに逮捕された前代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者(62)が、1億円以上の役員報酬の開示が義務づけられた平成22年以降、退任後に支払う報酬を具体的に記した合意文書を毎年作成していたことが関係者への取材でわかりました。

また日産の会長を退任する時期について複数のシナリオを想定した文書も日産内部で作成され、支払う報酬の額や名目などが具体的に検討されていたということです。

退任時期についての検討は遅くとも4年ほど前から始まり、日産の会長とグループの統括会社「ルノー・日産BV」の会長を同時に退任するシナリオや、日産の会長を退任した2年後に統括会社の会長を退任するシナリオなどが検討されていたということです。

特捜部はこうした文書が前会長の退任後の報酬が確定していたことを示す証拠の1つとみて調べているものとみられます。

一方、関係者によりますとケリー前代表取締役は「文書はゴーン前会長を日産につなぎとめるために作成したが、退任後の報酬は正式に決まっていなかった」などと主張しゴーン前会長とともに容疑を否認しているということです。

 受託収賄罪などで有罪が確定した鈴木宗男衆院議員は否認を続けた結果、437日間勾留された。一方、村上ファンド事件の村上世彰(よしあき)氏は容疑を認め、起訴の3日後に保釈された。

 ゴーン容疑者とケリー容疑者はともに容疑を否認しており、このまま起訴に至れば「証拠隠滅の恐れがある」として起訴後も勾留が長期化する可能性がある。

 11月29日に開かれた東京地検の定例記者会見では、「勾留が必要な根拠は何か」などと欧米メディアの記者から勾留を疑問視する質問が相次いだが、久木元(くきもと)伸・次席検事は「国ごとにそれぞれの制度がある。自分の国と違うからと簡単に批判するのはいかがなものか」と反論した。

 検察関係者は「日産社内で圧倒的な権限を持ち、口裏合わせなどの証拠隠滅の恐れも国外逃亡の恐れも十分ある。世界的な経営者だからといって特別扱いとはならず、勾留の長期化は避けられないだろう」との見方を示している。

 師走恒例の天台宗の全国一斉托鉢たくはつが1日、始まった。比叡山延暦寺門前町大津市坂本では、森川宏映こうえい・天台座主(93)を先頭に、僧侶ら約100人が地域を回った。

 今年で33回目。一行は宗祖・最澄の生誕地とされる生源寺を午前9時頃に出発。住民らが玄関先でお布施を渡すと、森川座主は「ありがとう」「大切に使います」などと手を合わせたり、子どもの頭をなでたりしていた。

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/10/05/200120(生源寺)

oomiwa.or.jp

www.shirayama.or.jp

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https://pbs.twimg.com/media/DtS0a9JU0AAgTpl.jpg

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/22/200022深田恭子 30代半ばの「キョトン顔」が愛されるワケ)
https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/20/200030(なによりテレビ局の重鎮たちにファンが多い(笑い))

国会内にある喫茶店「あかね」

本格的なインドカレーを提供するこの店で選んだのは、「マトン(羊肉)カレー」760円。

「最初に食べたのがマトンカレー。そもそも、ここに店があることを知らなかったんだけど、外務委員会の理事の時に、理事会で出されたのが配達されたマトンカレーだった。チキンもあるんだけど、マトンが好き」

忙しい中、カレーを食べることが多いですか?
「出てくるのが早いからね。自民党本部で昼に出されるのはほとんどカレーだし、大臣に就任する前は、1日に4回、カレーを食べていたこともある」
「大臣になって、委員会で答弁しなければならないときは、満腹になると眠くなってしまうので、大臣室でクリームパンを食べることも多い」

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/30/200520

びわ湖では今シーズンのアユ漁が1日解禁され、早朝から滋賀県内17の漁業協同組合の漁師たちが漁に出ました。

このうち大津市にある堅田漁港では5隻の船が漁から戻り、沖合およそ1キロに設けた「エリ」と呼ばれる仕掛けでとったおよそ5センチの稚魚「ヒウオ」を水槽からすくって、養殖用として業者に引き渡していました。

びわ湖のアユの漁獲量はおととしから、例年のおよそ60%から80%の水準にとどまり深刻な不漁が続いてきました。しかし、ことしは、放流する親アユの量を増やすなどの取り組みで、稚魚の生息数が回復したということで、堅田漁港の漁の初日は漁船1隻当たりおよそ110キロの水揚げがあり豊漁だったということです。

堅田漁業協同組合の今井政治副組合長は「4、5年ぶりの豊漁で大きめのアユがとれた。いいアユが去年の6、7倍はとれるのではないか」と話していました。

sho-sui.com

「松水」 小松水産株式会社

「寒ぶり」は冬の間、日本海を南下するぶりでこの時期、富山湾の氷見沖で取れるぶりは特に脂がのっているとして高値で取り引きされ、日本海の冬の味覚として人気があります。

氷見漁港では1日朝、およそ700本のぶりが水揚げされ、午前6時すぎに漁協などでつくる判定委員会が大きさや形などを確認し、本格的なシーズンの到来を告げる「寒ぶり宣言」を出しました。

続いて、せりが始まり、仲買人たちの威勢のいい声が響く中、寒ぶりが次々に競り落とされていきました。

「ひみ寒ぶり」は重さ6キロ以上が判断基準の1つになっていて、1日水揚げされたぶりは9キロ台が中心で、大きいものでは14.5キロだったということです。

仲買人は「待ちに待っていた寒ぶり宣言です。ことしも形がよく間違いなく脂がのっているので自信を持ってお届けできます」と話していました。

来年の正月は営業を休むスーパーが増えそうです。深刻な人手不足や働きやすい環境づくりのため、休業日を増やす動きが一段と広がっています。

このうち、首都圏で100店舗余りを展開する「サミット」は、これまで正月休みを元日のみとしていましたが、来年は一部の店を除いて、2日も休みとします。2日を休みにするのは19年ぶりで、人手不足が深刻化する中、従業員にとって働きやすい環境を整える狙いがあるということです。

田村詔専務は「正月に従業員がリフレッシュし、接客サービスの向上につながることを期待している。お客様には不便をかけるがご理解をいただきたい」と話しています。

また、首都圏に展開する「いなげや」と「ヤオコー」も、来年は元日に加えて2日も休業するということです。

このほか、関東地方に290余りの店舗を持つ「マルエツ」が23年ぶりに元日をほぼ全店で休みにするほか、「京急ストア」も10年ぶりに首都圏の47店舗すべてで元日を休みとします。

コンビニでは、北海道が拠点の「セイコーマート」が、来年は元日を定休日とする店舗を全体の半分以上の670余りに増やしました。

小売り各社は深刻な人手不足を受けて賃金水準の改善だけでなく、働き方改革を通じて従業員の確保を図りたい考えで、来年の正月は休業日を増やす動きが一段と広がりそうです。

混み合う整形外科の個人病院で受付をして、待ち時間に隣に立つ日本赤十字病院内にある理髪店に行き、北アルプスを終えてから剃ることにしていた髭を剃りに行った。

綺麗さっぱりした顔で、再び整形外科へ戻ると、受付の女性が僕の顔を見て、目を丸くしていた。きっと「あれ?髭がない」と思っていたに違いない。
しばらくすると診察室に呼ばれ、これまでの状況を話し、すぐにレントゲンを撮った。少しドキドキしながらレントゲンを覗き込むと、骨折線はまだ残っているものの、綺麗にぴったりとくっついていた。先生からは「うん、これで完治ですね」との言葉をいただいた。
残っている骨折線が完全になくなるまでには、最大半年ほどかかるそうで、3ヶ月経過すれば、完治といってもいいとのことだった。

立山黒部アルペンルート富山県黒部ダムと、長野県側の玄関口、大町市扇沢駅を結ぶトロリーバスは、昭和39年に開業し、これまでに6162万人の乗客を運び、多くの人に親しまれてきました。

しかし、老朽化などを理由に運行を終了することになり、ラストランとなった30日は黒部ダムでセレモニーが行われ、関係者がくす玉を割って引退を惜しみました。

このあと、「54年間ありがとうさよなら『トロリーバス』」と書かれた横断幕を持った人たちに見送られる中、最終便のバスは大きくクラクションを鳴らし、最後の運行をしました。

長野市から訪れたという56歳男性は「トロリーバスは祖父に連れてきてもらい、初めて乗った思い出の乗り物です。最後の便に乗って昔を思い出し、人生でとてもいい日になりました」と話していました。

来年4月からは、新しい電気バスがお目見えし、観光客を運ぶことになっていて、岐阜県から来たという42歳のバス運転手の男性は「これも時代かなと思います。新しいバスにも活躍してほしいです」と話していました。

www.38nosato.com

https://d1021.hatenadiary.jp/entry/2018/11/28/200528

「乾通り」は皇居の中を通り抜けるおよそ600メートルの並木道で、4年前からサクラやモミジの美しい時期に一般公開されています。

例年、入場開始を前に大勢の人が列をつくるため、宮内庁はこれまでの秋の公開より1時間入場を早め、入場の締め切りも30分延長する方針です。初日の1日は午前9時の開門の時点で250人以上が皇居の坂下門前に列をつくました。

「乾通り」の両側には8種類70本のモミジが植えられ紅葉の見ごろを迎えているほか、この時期に咲くサクラも楽しむことができ、訪れた人たちは暖かな日ざしの中をゆっくりと散策し、鮮やかに色づいた木々を写真に収めていました。宮内庁によりますと、午前11時半までに8200人余りが訪れたということです。

一般公開は今月9日まで行われ、参加を希望する人は午前9時から午後3時までの間に皇居の坂下門から入門して通りを歩き、乾門などから退出することになっています。