2007-12-06 ■ 漢詩 漢詩 『新編 漢詩読本』 P126 水流任急境常静 水の流るゝ急なるにまかせて境常に静けし 花落雖頻意自閑 花の落つる頻りと雖も意自ら閑 不似世人忙裏老 似ず世人忙裏に老い 生平未始得開顔 生平未だ始めより顔を開くを得ざるに 着身静処観人事 身を静処につけて人事を観じ 放意閑中練物情 意を閑中に放つて物情を練る 去盡風波存止水 風波を去り盡して止水を存せば 世間何事不能平 世間何事かよく平らかならざらん