自分自身が成長し続けることが、共演者とのよりよいコミュニケーションが、演技を呼び、そして、それが舞台を通してお客様へ愛と夢をお届け出来る源なのだ、と熱い眼差しで語る白羽ゆり。ベルサイユのばらに憧れた少女がマリー・アントワネットで主演娘役となり、エリザベートで一回りも二回りも成長してきた。宝塚を代表する二つの大きな役を経験してきた彼女だからこそ娘役に対する溢れる愛情をより深く語れるのであろう。これからも夢の階段を上り続けてゆく白羽ゆりの今後を期待し続けていきたい。たくさんの感動を多くの人に味わって頂きたいと語る白羽ゆりの瞳はキラキラと輝いていた。