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小池 昌代
編者は時代を代表する感性であり、その感性のフィルターを通して収集された詩は、同時代で読めば、ばらばらの宝でも、後の時代から見れば、ある時代の人間が共有していた感受性を、全体として体現することになる。
<中略>
河井酔茗の「ゆづり葉」。初めて読んでわたしは泣いた。
<中略>
感じて傷むことを、共有できた時代があった。

日経新聞朝刊)