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田原総一朗の政財界「ここだけの話」 意味なし問責決議で「後期高齢者」の風もやむ

しかし、風は明らかに民主党に吹いている。

それくらい、この後期高齢者医療制度は、非常に評判が悪い。しかし、多くの国民は、この制度についてよく知らずに、感情的に反対している。

なぜ人々が制度をよく理解しないまま、ここまで反対するようになったのかというと、それは厚生労働省という役所の大きな問題につながる。

面白いことに、小泉内閣後期高齢者医療が決まったとき、民主党も賛成しているのだ。新聞も賛成していた。

民間企業で働く多くの国民たちが「自分たちは、リストラをされ、正社員から派遣社員になってしまったのに、官僚は何も変わらない。それどころか天下りまでしている」と感じ、今や、官僚と国民が敵対関係になってしまっている。

今、官僚と官僚に癒着する自民党への、国民の敵対意識が非常に強い。

だから、風は明らかに民主党に吹いている。このまま選挙をすれば民主党が勝つだろう。

問題は、だからこそ、もう少し民主党がまともな政治をしてほしい、ということだ。