勝間 すごいわかります。私、立花隆さんの大ファンなんですけれど、最近彼の本がパッとしないと思いません?。
小飼 いやあ、あれはすごい悲しい。数ある書き手のなかで、ネットの可能性に真っ先に気づいて啓蒙していたのが立花隆であるにも関わらず、いちばんネット耄碌したのも立花隆なの。泣きたいよ、僕は。もちろん今でもファンだけれど。
小飼 なんてことは2人とも考えてないと思うけど。
でも、インプットをより強く必要としているのはノンフィクションライターである立花隆でしょう。インプット力がなくなったので、しゅるしゅるしゅるときちゃったわけですよね。
勝間 彼のインプット力がなくなったんじゃなくて、他人との格差が縮んだんですよ、どちらかというと。(ネットの普及によって)彼の圧倒的な情報収集力の優位性が薄れている。
立花隆さんの分析(知的亡国論)は的を射ている。
立場がなく、前頭葉に知識を食わせるだけの、「痴の巨人」。
養老孟司、内田樹、茂木健一郎、finalvent、みんなこの罠に嵌っている。
http://blog.hiroshitasaka.jp/archives/2008/06/post_347.html
http://www.ewoman.co.jp/winwin/69fk/18.html