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野田秀樹×中村勘三郎3度目のタッグ 今度の歌舞伎はヴェルディのオペラ!?

なんとヴェルディのオペラ『アイーダ』を、その名も『野田版 愛陀姫』と翻案して上演するという。

5年の月日が経ち野田はいま「喜劇的な要素から離れよう」「質の高い音楽劇を目指そうと思っている」と話す。

つねにみずからのそのときの衝動に忠実に、さらに数歩先の何かで「面白がらせよう」と企んでいる。

オペラの『アイーダ』をそっくりそのまま、和楽器で楽曲演奏しつつ、大真面目に歌舞伎化するという。

おもしろいのが野田の、アイーダではなくアムネリスを主人公に据えた着眼点。理由を聞くと「アムネリスがラダメスを恋する思いにより惹かれた。実は彼女の恋心のほうが、純粋にさえ見える」という解答。

星組公演 宝塚大劇場「王家に捧ぐ歌」−オペラ「アイーダ」より−
星組 宝塚大劇場「王家に捧ぐ歌」第1幕
星組 宝塚大劇場「王家に捧ぐ歌」第2幕