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飢餓と紛争は減ったのか? ひとくくりに語れないアフリカ大陸事情|アフリカ争奪戦|ダイヤモンド・オンライン

 紛争の原因はさまざまだが、第二次世界大戦後まで列強、つまり欧米諸国がアフリカを支配していたことに主因がある。

 約900もの民族がひしめくアフリカ大陸だが、列強は彼らの生活を無視し自らの都合で、国境を線引きした。また、効率的に支配するために、一部の少数民族を支配者側に取り込み、優遇したケースもあった。それが今でも尾を引いているのだ。

 一方、近年では原油や食料などの資源価格が高騰していることも紛争の原因となっている。

 反対に資源価格の高騰で政情が安定するケースもある。

 このようにアフリカには、安全な地域とそうでない地域がまだら模様になっているのだ。

北部のチュニジアアルジェリア、モロッコなど「マグレブ」と呼ばれる地域の街並みはヨーロッパに近く、比較的安全だ。紛争は、サハラ砂漠より南の「サブサハラ」地域に集中しているのだ。