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歴史の転換点にあたって〜希望の国日本へ舵を切れ〜

公正さよりも効率性に重きを置く風潮を強めた。

 今、歴史的な転換点を迎えている。
 今こそ、これまでの価値観を転換すべきである。むきだしの競争社会では人は生きていけない。「連帯と相互の支え合い」という協力原理が活かされる社会、ぬくもりのある思いやりの社会とするため幅広い国民的な合意を形成していく必要がある。ゆとりのある社会が大切だという価値観へ、株主主権主義からステークホルダー主義への転換をはかり、効率と競争最優先の価値観から公正と連帯を重んじる日本をめざして大きく舵を切るべきである。

 グローバル化が進んだ今、もはや自国のみが発展する社会モデルを構築することはできない。世界中の貧困や失業などを共通の問題として捉え、世界の全ての国において、労働の尊厳、公正・公平な社会の実現にむけた国際的な枠組みの構築を進めなければならない。「一部の貧困は、全体の繁栄にとって危険である」(ILOフィラデルフィア宣言)の精神を今こそ実現すべきである。