選挙管理内閣という責任を放り投げ、総選挙に負けるという「世論調査の亡霊」におののき、 解散を先送りとした結果、あらゆる政治や政策の基本が狂ってきた。
祖父の精神を受け継ぐどころか、 まったく逆のことをやっている
私の父や祖先は自由民権運動などで、竹内綱などの同志であった。 また、吉田家の家老役依岡顕知という人物が同郷で、私の学生時代の東京での親代りであった。 従って私は20才頃から30才頃まで直接間接に吉田茂という歴史上の人物に接し、 孫の太郎とは別の意味で影響を受けている。
この吉田茂の政治理念を継承して発展させているのが、小沢一郎という政治家である。 小沢さんの父親、小沢佐重喜という政治家は吉田政権を支えた側近中の実力者であった。