https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

気鋭の経済学者が米国凋落説に反論! 「ドル信認崩壊の証拠はどこにもない」|キーパーソンが語る通貨の行方|ダイヤモンド・オンライン

 中国などは金融危機の後、対ドルの為替相場管理をいっそう強化しているが、これは今後も外貨準備の大半をドルで保有し続けるというメッセージだ。またサウジアラビアも、ドルが弱かった時よりも、今はドル保有にずっと安心感を抱いている。

たとえ金利が低くとも、金融危機を乗り切るためには流動性の高い資産が必要であり、2年や3年でこの流れが急に変わるとは思えない。

政府系住宅金融機関が発行する債券への信頼は崩れても、米国債に対する信用は崩れていない。

 大きく譲って、これが変化する可能性があるとすれば、それはペルシャ湾岸諸国あるいは中国を中心とした東アジア諸国がいわゆる欧州モデルに移行するときだろう。

 重要な一歩は、今回の世界的な経済危機が、すべてではないにせよ、貿易黒字を出し続ける為替管理国家から波及した連鎖反応であるとまず認識することだ。

ドル基軸通貨体制の議論以前に、そうした成長モデルの限界を各国が認識することが先決だ。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081213#1229138228(日銀)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081215#1229339189(本当の意味の自由貿易