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完全なるゼロ金利政策を取らなかったFRBの“腹の内”|金融市場異論百出|ダイヤモンド・オンライン

今回の声明文には、意外に日本銀行の経験を検証した面が見受けられる。

 今後のFRBは、住宅の差し押さえの増加を防ぐために、モーゲージ金利を押し下げることに注力していくと思われる。その支援策の一環として米国債の買い入れが行なわれるものと思われる。

 とはいえ、発展途上国などにおいて、財政赤字の大幅拡大が予見されている純債務国の中央銀行が、自国政府の国債を大規模に購入していくことを宣言したら、海外投資家は恐怖を感じて運用資金をいっせいに引き揚げるだろう。

 しかし、FRBがそういう態度を示していられるのは、基軸通貨国ゆえの恩恵(あるいは甘え?)が背景にあるからだと思われる。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081220#1229738308(FRBSF)
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081219#1229678211(白川日銀総裁
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20081224#1230099856