(大胆かつ柔軟)「大胆に小泉政権の先」へ|中川秀直オフィシャルブログ
橋本財政改革路線から転換した小渕政権は、公共事業拡大による内需刺激で景気浮揚を狙ったが、結局は不況脱出は図れず、国に多額の借金を積み上げるだけに終わった。小泉政権以来の財政健全化路線を棚上げし『景気最優先』に走る麻生政権も同じ轍を踏みかねない。
小渕政権は財政出動したが結局、景気は回復せず、赤字国債の大量増発で国の借金を約80兆円も増やすだけに終わった。さらに問題なのは98年の財革法の停止とともに財政規律を放棄したため、次の森政権でも安易なバラマキは続き、01年の小泉政権登場まで財政規律は回復しなかった。