「『派閥に造反したら、閣僚に選ばれる』という雰囲気がある。変な話だけど、麻生内閣は『裏切りの内閣』だ。麻生さんは党内が盛り上がるような選び方をしなかった」
「その辺の若い小僧っ子ならよいけど、党の政調会長や幹事長までやった人が旗を振るのは、完全に反乱だ。政策の問題ではない。清和政策研究会(町村派)の代表世話人だということを忘れてもらっては困る。それなら、代表世話人を辞めてもらいたい」
「構わないと思う。僕は麻生さんを守る立場だ。代表世話人体制の見直しも、考えなければいけない。以前、中川君は、次の総選挙では自民、民主のどちらも過半数にならない可能性があると話していた。民主党の一部と組み、第3局で自民党と連立して助けるしかないと」
「予算成立までは乗り切れると思う。節目は予算だ。僕は任期いっぱい(9月まで)やれれば良いと思っているが、待ちきれない状況だと皆が思うなら、イチかバチか。麻生さんも自民党最後の総裁になるかもしれないが、それはそれでいいじゃない。野に下り、今度は攻めに入ると」