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官僚支配を終わらせるために、 政策立案で幅利かす「御用学者」を一掃せよ|政局LIVEアナリティクス 上久保誠人|ダイヤモンド・オンライン

 政策立案過程で、議題設定の権限を持つ者は極めて大きな権力を行使することが可能である。自己に有利な争点だけを選別して政策決定プロセスに持ち込むことができるからである。

 私は、政策立案過程の「官僚支配」を排するには、政治家が議題設定の権限を押さえることが重要と考える。そのためには、現在、官僚組織の独断で行われ、政治が全く介入していない審議会委員の任命権を政治家が握ることである。具体的には、官僚の設定する「議題」に「お墨付き」を与える役割を果たしている「御用学者」を審議会から一掃することだ。そして、政治学・経済学などの最先端の研究に携わる、海外の大学でのPhD(博士号)取得者などを審議会に送り込むことである。