https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

【心に響くことば】(上)俳優・江守徹さん シンプルで響きのいい「きれい」

 私の子供時代と比べ、今は「いやな感じがする」言葉が増えているように思います。

 もちろん、言葉というものは生き物であり、変わっていくものですから、そうした言葉を完全に否定はしません。それでも、私が脚本を書くとき、そうした言葉は、蓮っ葉な若い女性に「チョーキモい(気持ち悪い)」なんてしゃべらせるのでもなければ、まず使いません。

 私が新劇出身だから、古くさい言葉を好む、とは思ってほしくないですよ。新劇だろうが、小劇場だろうが、身になじんだ言葉、つまり、わざとらしくない言葉を使ってほしいのです。

自然に話すことの大切さを感覚的に持っていたな

 演劇の世界の人間は、議論好きで、言葉を戦わせているように見えるかもしれませんが、実際には感覚的、感傷的な人が多いように思いますよ。