解散に踏み切れぬ麻生だが、周辺には強がってみせている。
「だからさ、小泉(純一郎)みたいに思いつきで解散なんかできねぇんだよ」
と言うのである。
いずれにせよ、「会おう」という森の誘いに乗った時点で、麻生の“負け”は決まっていた。
小泉は決断を下す時、意識して外部との接触を絶った。それが求心力を生み、また、首相の立場に重みと力を与えた。
記者団に囲まれるたび、逆に記者に質問をしたり、「君はどう思う?」などと繰り返す麻生。自信がない故に、不安が故に、人に意見を求めてしまう。そして、決断がぶれる。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090701#1246393484
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090622#1245651067