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【元気のでる歴史人物講座】(29)橋本左内

 あるとき左内は連日夜間外出した。塾生たちは左内もついに夜遊びに出かけたかと思い、そっと後をつけていくと、橋のたもとの小屋に行き、病気の乞食(こじき)を診てやっていた。塾生は己を恥じ、洪庵にこれを伝えた。

 左内は洋学のみならず和漢の学問にも打ち込んだ。その人物、学問、見識がずば抜けていた

左内の志は幕末の国難から日本を救うことであった。

 「医に小医あり、中医あり、大医あり。小医は人の病を治し、中医は小医の師となりてこれを救う。大医は天下国家の病根を治す。われすべからく大医たらざるべからず」

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