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民主党:政権交代によって民主主義を定着させよう 小沢代表代行、阪口・山梨2区総支部長と大月市で訴え

 小沢代表代行はまた、今の政治、政府・与党の政治家は自分達の保身ばかり考えていると批判。「今の政治家に欠けているのは、国民のために少しでも役に立ちたい、頑張りたいと誠意を持って行動する人間」の資質だとして、その熱い思いを体のなか、心のなかにいっぱい持っているのが坂口総支部長だと紹介し、国民主導の政治実現のために必要な人物だと説いた。

民主党:「変革を求める有権者の皆さんの声に応えるよう努力していく」小沢代表代行、輿石参院議員会長と山梨で揃って会見 

 農業者戸別所得補償制度については、「一昨年の参院選挙同様、次期総選挙においても国民の皆さんは非常に関心の高い大きなテーマととらえていると思う」と分析。「農村部だけの問題ではなく、大都会の消費者にとっても消費者物価の面、食の安全・安心という面においても創設することによって大きな前進をみることができると思う」と主張した。

 また、今後の地方行脚の予定を問われると、「選挙の考え方として、単に街頭演説で、風で上がってくるようではダメ。国民の皆さんと直接会話し、信頼関係を結ばなければならない。支援してくださる核になる人をつくれ」と持論を述べたうえで、「これまではこうした活動ができたところへ出向くことが多かった。公示以降は街頭を中心にして回ることになると思う」との方針を示した。

 「都議選以降、民主党にとって追い風が吹いているのではないか」との指摘には、「民主党に対する追い風というより、現状の自公政権への批判、国民生活を省みず保身だけに走っている政治を変えなければならないという国民の気持ち、意識は強いものがある」としながらも、半世紀以上にも渡る権力は簡単に覆されるものではないと警戒。地元を回り皆さんの声を聞き、変革を求めるその気持ちをつかみ、投票所に行ってもらえるよう努力することが大事だと説き、その努力を各候補者が全国で繰り広げれば勝てると思うと語った。