民主党:日米両国の信頼関係強化に努力 小沢幹事長が米大使と一致
会談では、鳩山政権の運営について小沢幹事長は「私が党務を預り、一般行政は専ら政府が行う。そのように役割分担を決めている。その点はご理解いただきたい」と説明、ルース大使も「その立場は尊重する」と応じた。
小沢幹事長が主宰しているジョン万次郎・ホイットフィールド草の根交流についても「力になれることがあれば、何でも言っていただきたい」と協力を約束した。
それに対し、小沢幹事長は「私の日米交流プロジェクトでもおわかりいただけると思うが、私は日米関係を何よりも大事に思っており、米国人も大好きだ。厳しいことも言うが、その点は皆さんに信じてもらいたい」と述べた後、今後の日米関係の強化について「何の問題であれ、米国の方もはっきり言った方がいい。民主党政権も率直に、素直に言うようにしたい」との考えを示した。ルース大使は「政策と政治を分けつつ、必要なら一対一で話せる関係を築きたい。両国のリーダーが緊密な関係を築くことが大切だと思う」と信頼関係の強化に取り組む姿勢を強調した。