だが、真面目に一生懸命に生きねばならない。そうすれば、いつか生きていてよかったと言う、心境にもなれるらしい。
【ちょっと嫌なことを言われたり、されたくらいで、すぐに腹を立てる。そして、しばしば根に持ち恨んで、そのくせ自分のやった悪い事はすぐに誤魔化し、隠して、忘れようとする。
自分のことでは、ちょっとしたことでも、うじうじ、ぐじゃぐじゃと悩み、そしてやることなすこと無神経に人を悩ませる。人がうまくいっていると嫉み心が起きてしまう。
自分がうまくいっても、人にはその功徳を上げたくはない。自分の得のためなら、人を騙したりするし、自分の力が足りなかったら、力のある人にお世辞も平気で使う。自分に都合の悪い人は、いじわる、いやみ、皮肉がはじまって、刀や鉄砲という暴力に至るまで、色々な方法で傷つける。
その癖、自分は一人前だ、立派だといい気になる。そういう自分を振り返って反省することもないし、世間に照らして反省することもない。
ちょっと良いことがあると逆上せ上がり、ちょっと悪いことがあると落ち込む、ともかく感情の起伏が激しい。
何を知り、何を信じ、何をやるかについては、真面目に考えようとしない、大した努力もしない。「まあ、なんとかなるさ」と、いい加減に済ませ、たまにチャンスがあって大切なことを学んでも、すぐに忘れる。
あれも楽しい、これも面白い、ああすれば良いか、こうすれば良いか気が散っていて、本当に正しいことを知らない、知ろうとしないで、毎日をやり過ごしている。
「人間ってみんなそうなんだ」とか「どうしょうもないんだ」とか言わないで、矢張り治療すべき病気だよ。唯識では、こういう心の症状がある人を【凡夫】という】 そうだ ！
題名は間違ってるけど。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080616#1213599910
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091128#1259417525
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091205#1259967494
