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天皇の特例会見問題で有識者らが小沢氏や首相官邸の対応を批判

 大原康男国学院大教授(皇室制度史)は特例会見があった15日は宮中で「賢所御神楽(かしこどころみかぐら)の儀」の祭祀が行われたことを明らかにし、「(お出ましになった)天皇陛下がお心を安らかに保たれなければならない日だった」と語った。小沢氏が「30日ルール」を「法律ではない」と発言したことには宮内庁宮内庁法第2条に基づきルールを作った」と反論した。

 百地章日大教授(憲法学)は「30日ルールは、自社さ連立政権で、鳩山由紀夫首相が新党さきがけ代表幹事だったときにできた」と述べた。羽毛田信吾宮内庁長官が小沢氏の辞任要求を拒否したことについては「30日ルールを無視した内閣の政治的要求を拒否するのは当然だ」と擁護した。

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【内閣による宮内庁指揮の明文化が必要】

さであればその最終判断と責任を宮内庁長官の裁量によるものとして良いのであろうか。

更には、1ヶ月ルールは法律ではなく、行政権は、憲法、法律、政令、省令と秩序があり、また秩序があるからこそ行政権を構成しているのであり、この行政法上の法秩序を乱して、役人は務まらない。

「内規」に法規範性があるかの如き誤解をしている。
法規範性があるのは命令までで、その命令に「1ヶ月ルール」の規定を置こうとすれば法律による委任が必要になる。
大原康男が「宮内庁宮内庁法第2条に基づきルールを作った」と反論したとのことだが、宮内庁法第2条にこのような規定は存在しないし、命令に委任もしていない。
これが小沢の言う「誰がつくったの?」ということの意味だ。
「30日ルールは、自社さ連立政権で、鳩山由紀夫首相が新党さきがけ代表幹事だったときにできた」ことは関係のない話だ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091218#1261089348
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091218#1261090187
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091214#1260785793