内閣による天皇の政治利用を正当化した極めて不適切な発言である。
天皇の行為がすべて内閣の助言と承認に基づいているわけではない。
国会召集など憲法に定められた国事行為や外国ご訪問など閣議決定を経た公的行為は別にして、全国植樹祭ご臨席など通常の公的行為は宮内庁の判断で行われる。
小沢氏の発言には、時の内閣が天皇を意のままに動かせるかのような傲慢(ごうまん)さがうかがえる。
第六十五条 行政権は、内閣に属する。
学校時代を考えてみればいい。
1番2番を争う者がいて少し離れて勉強するもいまいち出来ないグループがいる。
その連中はなぜかそれ以下の生徒と自分たちを区別することによって相対的に自己の地位を高からしめようとする。
その際に利用するのが出来る奴の権威だ。
自民党・産経・ネトウヨが「日本が壊される」というのはこの架空の「空気」のことだ。
「天皇は国民のために祈り、どの国にも公平に接することを心がけておられる」。
だから、産経のように反中を理由に会見を拒否されないし、憲法秩序を破壊される御意思がおありになるはずがない。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20090806#1249549082
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20091222#1261467567