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政治スキャンダルを政治闘争の断面と見る視点

鳩山総理が会見で示したように、問題とされている事案は企業と癒着して賄賂を受け取ることや、政治の本質をねじ曲げる性格のものでない。しかも、問題の概要は総選挙前に明らかになっていた。金額等の変化は生じたが、問題の本質は変わっていない。

検察庁に対して多くの刑事告発が行われているが、鳩山総理大臣周辺や小沢一郎民主党幹事長周辺に関する捜査だけが突出して実行されている感を否めない。

日本はこの意味で世界有数の暗黒国家であると言えるのだろう。

この偏向マスメディアが朝から晩まで偏向報道を繰り返すのだから、国民が影響されないはずがない。

主権者である国民にとって最も重大な事案は、表面を彩る「小悪」ではない。「情報操作」の裏側で蠢(うごめ)く「巨悪」なのである。

われわれの目の前で繰り広げられている「人為的な光景」は、すべてが「政治闘争」の一場面なのである。