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ライプニッツ研究会

これらの業績は個々に独立したものではないのがライプニッツの特徴です。

ライプニッツは、どの年代においても、複数の分野の仕事を同時並行的に行っており、その多産性、多様性は、生涯変わることがありませんでした。このようなことが可能だったのは、一見異質に見える諸思想を並行的に結びつけ、どの分野にも共通する理論として純化し、理論化するライプニッツの特質と深い関係があると思われます。

さて、興味深いことに、こうした理論化、純化に中心的役割を果たしたと思われるライプニッツの哲学に関しては、生前公刊された大作としては「弁神論」(1710)しかなく、その全貌は現在もなお明らかになっていません(アカデミー版の全集は現在も刊行中)。彼の哲学の解明はこれからだといえるのです。

クロノロジー

ライプニッツ・クロノロジー(年表)は、宮崎大学 松尾雄二先生のご考案によるデータベースで、ライプニッツの生誕(1646)から死(1716年)いたる70年の生涯における膨大な著述群を年代順に列挙したものです。

ライプニッツ研究会: 研究者紹介 松尾雄二

下記の論文等は伝統的な哲学そのものライプニッツ介して把握するための私なりのステップです。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20100104#1262591444井筒俊彦
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080525#1211717387白隠
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20071228#1199753710王陽明