原口一博総務相は19日の閣議後会見で、「関係者によると」という報道は情報源が不明確だと取り上げながら、「少なくともそこを明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるにしては不適だ」と主張。報道機関が自主的に判断する問題だが、放送局に監督権限のある総務相が報道内容にまで踏み込んだ異例の発言だ。
一方、自民党の谷川秀善参院幹事長は「隠蔽(いんぺい)する会、圧力をかける会でしょ。大政翼賛会みたいな話だ」。みんなの党の江田憲司幹事長は「民主党が自浄作用を果たすために所属議員は何をなすべきかという認識が根本的に欠如している」と語った。