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関西景気、輸出産業多いので為替が止まっているのは少しプラス＝早川日銀大阪支店長

「日銀はよくやってくれているという言葉を頂いただくことが多い」

また関西経済にとって「円が対ウォンで円安になっているのも重要なファクター」と指摘した。アジア向け輸出の輸出全体に対するシェアをみると、日本全体では約５割だが、関西では３分の２に達するという。

関西でシェアの高いエレクトロニクス産業では、必要とする労働力がさほど多くない

　今回の景気回復については、大企業主導・輸出主導という意味で、２００２年からの回復に似ていると指摘した。しかし、今回は設備投資が海外に流出していること、資本・労働の移動が阻害されている面があること、などを挙げ「３─５年タームで考えると、長期はあまり楽観していない」と述べた。