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株価低迷で日本株は買い時、参院選は投資戦略に影響せず=投信

さわかみ投信(東京都千代田区)の澤上篤人代表取締役

 運用の責任者でもある澤上氏は、国内株価が浮上しないのは「長期投資家の不在」が理由とみる。「年金など世界の機関投資家が毎年の運用成績を気にするなど短期志向を強めており、景気下降局面や現状のように不確定要因が多い時は株を買えなくなっている」と分析する。

 同ファンドの組入銘柄数は3年前には330を超えていたが、割安銘柄に集中投資するためここ数年で銘柄を絞り込んできた。

先進国や新興国での成長が期待でき、株価が割安な銘柄は約3800の上場銘柄のうち600銘柄に及ぶという。割安かどうかは、今期や来期の業績予想ベースの株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)ではなく「企業の5年─10年先の財務諸表を独自に作り、現在の株主資本利益率(ROE)が低いかどうかで判断している」という。澤上氏は「資金さえあれば瞬時に600銘柄買う」と強気姿勢を崩さない。