「米経済の完全な回復に向けた道のりはかなり長く、多くの米国民は失業や住宅差し押さえ、そして貯蓄の減少に直面している」
ただ消費支出は、収入の増加と信用の回復に伴い、向こう数四半期には加速すると予想。財政刺激策が引き揚げられ、企業による在庫積み増しの動きが鈍化しても、景気回復の維持に貢献するとの考えを示した。
また、銀行の貸付損失率のピークは超えたもようとしながらも、銀行は依然として多額の不良債権を抱えていると指摘。このため、銀行は厳格な融資基準を崩しておらず、より力強い回復へのハードルの１つになっているとの考えを示した。
