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変節なひとびと

なぜこうなのか。ちゃんと毎日、第一次情報をこつこつと読んでこれを蓄積し、単なるインフォーメーションを高度なインテリジェンスに変換していくというシンドイ知的作業を積み重ねていないからなのです。ローマが一日にしてなるはずがない。こうした傾向は「著名人」ほどひどいのが現実です。
他人の説をパクリンボ、とはいえ、いきなり論を変えると変節がばれるので、目立たないようにすこしずつスタンスを修正。最後に、「日本はこのままでいいのか!」と叫ぶのです。あんたが「このままでいいのか」よ(笑)。

朝暗いうちに起きて、築地に足を運び、自分の目で魚を選び、手間ひまかけて、材料を仕込む。人からは見えない、こうした諸作業があって初めて、お店にお客さんを迎え、「御代」をいただけるのではないのでしょうか。「テレビでよく見る有名な」道場六三郎ではいけないのです。テレビに出るということは本業はおろそかになるということでもあるのです。