議論についていくために、必死に勉強しました。恐らく、人生でいちばん。
こんなに一生懸命になったのも、初めてかもしれません。
しかし、いくら頭に詰め込んでも、そこから新しく出てくるものがない。
「クリーンな政治を…」「党利党略じゃなく…」と、
社説にあったようなフレーズをそのまま持ってくると、
「そんなこと聞いてるんじゃないんだよ!!」
たちまち田原さんはそれを見抜いてしまいます。
どうしたらいいか分からず、辛かった時もありました。
そんな中、2009年の6月。番組で痴漢冤罪を取り上げたとき、
感情があふれ出し、思わず放送中に涙を流してしまったことがありました。
冷静でいなければならない立場なのに、涙を止められなかった。
悔しさを覚え、放送終了後、落ち込んでいた私を、
田原さんは意外にも、褒めて下さったのです。
「素直になることを怖がらないで。それが一番伝わるんだから。」
その時、知らず知らずのうちに私は、自分に身の丈に合わない
鎧を着せ、身動きが取れなくなっていたことに気づきました。
かわいいけど
なんか魅力無いね
この子は
引きつける物が無いというか
自分というものを持たないから。
受けた教育と地位からしてベスト・ポジションにいるのだが、他人に従属することによって利益を得ようとするために自分を見失う。
孤独を恐れずに自分を磨かないと輝かない。
自分を磨くと他人のことも見えてくる。
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