特別会計を対象とする事業仕分け第3弾。複雑かつ専門性の高い事業がターゲットとなるだけに、仕分け会場では一般傍聴者から「議論が分かりづらい」との不満が噴出している。特に、勉強不足の国会議員の仕分け人には冷たい視線が集中し、仕分け3日目となる29日には、「『仕分け人』を仕分けた方がいい」との声すら聞かれた。
この様子を傍聴していたIT企業の部長は「本質的な議論をせず、枝野氏はパフォーマンスが過ぎる」と批判した。
調べれば簡単に分かる質問も目立った。
国民に耳慣れない言葉が並ぶ特会の仕分けだからこそ、分かりやすさと専門性の両立が求められている。