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クリントン長官 中国をけん制 NHKニュース

「航行や交易の自由はアメリカの国益だ。海洋の領有権をめぐって紛争が生じた場合、アメリカは平和的解決のため、国際法にのっとって関与していく」

そのうえで、中国に対し、ことし12月、ASEANとの間で行う協議で領有権問題の解決に向けたルール作りに誠実に取り組むよう促しました。

東アジアサミットは、来年からアメリカとロシアを正式なメンバーとすることを決めたほか、東アジア地域の共同体構築に向けて、ASEANとその周辺国が経済協力を進めていくとした「ハノイ宣言」を採択して閉幕しました。

中国外相「米国は言動慎むべきだ」 尖閣問題で牽制

「米国側はこの極めて敏感な問題で言動を慎み、いかなる誤った発言もすべきではない」

 クリントン氏は27日(日本時間28日)にハワイであった日米外相会談で、尖閣諸島が米国の防衛義務を定めた日米安保条約第5条の対象になると発言。中国政府は29日にクリントン氏を名指しで批判したほか、日中首脳会談を拒否した理由の一つを「日本の外交責任者が他の国とぐるになり、釣魚島(尖閣諸島の中国名)問題を蒸し返した」(胡正躍外務次官補)とするなど強く反発していた。

 一方、楊氏との会談後に記者会見したクリントン氏は尖閣問題を巡り、ハワイと同様の発言を繰り返したうえで「我々は(日中の)両国に対して、さまざまな問題を議論するための3者による外相会談を開く意思があると伝えた」と語った。

 クリントン氏は30日夕、ハノイを離れ、中国・海南島で中国外交を統括する戴秉国国務委員(副首相級)とも会談する予定だ。