この調書は、いずれも厚生労働省の元局長の村木厚子さんの無罪が確定した事件を巡り、証拠を改ざんした罪に問われている大阪地検特捜部の元主任検事、前田恒彦被告(43)が取り調べを担当して作成したもので、大久保元秘書側は、裁判では起訴の内容を否認し、取り調べは適正でなかったと争う方針を示していました。
弁護側が、前田元検事が関与した調書の任意性などを問題視したところ、検察側はすべて証拠から撤回したという。
前田元検事の取り調べ内容を証拠申請 小沢氏元秘書の大久保被告
関係者によると、大久保被告側は供述調書の任意性などを争う根拠として19日に記録を証拠申請。