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原子力保安委員会の存在意義はどこに? ―御用学者は必要ない―

官僚たちは、こうした研究者たちに、研究するための費用(科研費)を、誰に分配するかという裁量権を持っています。

官僚の得意技は「文書を作成すること」にありますから、何となく、もっともらしい文章にみな惑わされてしまうのです。そして、結果的には、官僚の意に染まぬ研究者は排除されてゆくのです。

実際、私は厚労省で新しい審議会を立ち上げた事もあります。委員を選ぶ際には、事前に「根回し」という事をし事務局が、委員から発言して欲しい事に関して打ち合わせをします。つまり、審議会自体が官僚の意見を通すためのセレモニーなのです。