2011-05-03 ■ 法律 法律 『憲法』 P112 公共の福祉に類する言葉――たとえば、salus publica, bonum commune, Gemeinnutz など――は、従来、全体主義における「全体の利益」といったような反個人主義的な意味を与えられたことがある。ナチ・ドイツの標語だった「公共の福祉は、個別利益に優先する」(Gemeinnutz geht vor Eigennutz)は、その例である。しかし、日本国憲法における公共の福祉は、それとはちがい、どこまでも個人主義理念に立脚する。 http://d.hatena.ne.jp/d1021/20110410#1302445519