- 作者: 川上康介
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 2011/07/01
- メディア: 単行本
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農業学ぶ若者追う記録本「五感で学べ」が注目 日本を元気にする
滋賀県南部。山林が全面積の半分を占める湖南市に、「タキイ研究農場付属園芸専門学校」がある。
タキイ種苗(京都市下京区)が農業後継者や園芸技能者の育成を目的に昭和22年、設立。これまで3千人を超える農業のスペシャリストを輩出してきた。
現在は、本科生(1年生)52人、専攻生(2年生)17人の計69人が学ぶ。普通の農業学校と異なるのが、18〜24歳の男子限定の全寮制で、入学金・授業料は無料、寮費・食費も学校が負担する点だ。
「ここ5年で入学希望者が約3倍に増えました。農業関係の学校以外の出身者や、いわゆるサラリーマン家庭の子供も増える傾向にあります。折からの不景気もあり、農業が見直されているのを感じます」と、福嶋雅明校長は話す。
理論以上に汗をかき、手を汚して野菜や花を作る技術を身につける“生きた教育”が同校の伝統。川上さんが強烈な印象として残っているのが、東京ドーム16個分(約77ヘクタール)の広大な農場で行われる、「夏の陣」と呼ばれる真夏の実習だ。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080714#1216039459
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20080613#1213315485