原油ポジション維持、コモディティは長期的に上昇へ=PIMCO
長期的にはコモディティ(商品)価格が上昇するとの見通しも併せて示した。
ウォラー氏は、米連邦準備理事会(FRB)が2013年半ばまで超低金利を継続する方針を示したことで、投資家にとってはコモディティなどのハードアセットの魅力が高まるとの見方を示した。ただし一方で、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)による米国債格下げを受けて政治家が緊縮財政を進めようとして同国の経済成長が減速し、コモディティ需要も減退しそうだと加えた。
「あえて言うならば、われわれはコモディティ価格が長期的には上昇すると見込んでいるが、短期的には値下がりする可能性がある」としている。