首相 朝霞の宿舎視察し凍結判断へ NHKニュース
野田首相「腹固めた」 朝霞宿舎の建設凍結 批判受け方針転換
野田とんだ“猿芝居”…宿舎問題は増税への“目くらまし”
「財務官僚のシナリオ通りだろう。国民を朝霞宿舎に注目させたうえで、野田首相が『工事凍結』の政治判断を下したようにパフォーマンスさせる。『野田政権=税金の無駄遣い削減に熱心』という印象を植え付けて、『増税やむなし』という世論誘導を考えている」
財務省としては、同宿舎建設に伴い別の12カ所の宿舎を廃止し、跡地売却収入から朝霞住宅建設費105億円を差し引いた10億−20億円程度を震災復興に充てるとして理解を求め、野田首相も先月26日の衆院予算委員会で「変更するつもりはない」と答弁していた。
ところが、夕刊フジを含め、多くのメディアが朝霞宿舎建設の異常さを取り上げ始めて、流れが変わった。与野党から、見直しを求める声が相次いだため、30日の記者会見で、野田首相は「指摘を真摯に受け止め、現場に行ったうえで、最終的に政治判断したい」と述べたのだ。
「財政再建(=増税)を悲願とする財務省にとって、『第3次補正の復興財源で国民に増税を納得させ、その後、税と社会保障の一体改革で消費税増税を成し遂げる』という流れは譲れない。そのために、財務相時代から野田首相を洗脳してきた。民主党税調会長が旧大蔵官僚の藤井裕久氏で、国家戦略担当相が財務省出身の古川元久氏という陣容も最高のチャンスだ」
ところが、財務省シナリオに、やや齟齬が出始めたという。
「震災直後、国民世論はショックもあって『被災地復興のための増税はやむなし』という流れだったが、菅直人前首相が数カ月も居座ったため、冷静に物事を判断できるようになった。長引くデフレや超円高、欧州経済の危機などもあり、『不況下の大増税』に反対する意見も多くなってきた。さらに、巨大な埋蔵金が見つかるのを恐れ始めたようだ」
「野田の変節は朝霞の公務員宿舎の一件だけではない。原発もそうです。所信表明演説で『中長期的には、原発への依存度を限りなく引き下げていく、という方向性を目指すべき』と明言しました。それなのに、国連演説ではその点に触れず、逆に『原発の安全性を世界最高水準に高めていく』とアピールした。会議の大勢が原発容認だったことから、引き下げを口にできなかった。国内と海外で言葉を使い分けているのです」
一事が万事、この調子なのである。己の保身と打算を最優先し、場当たりで言うことやることに一貫性がない。
「財務官僚の言いなりでやってきた野田さんには、政治家としての信念も哲学もない。無節操なのです。それが朝霞問題や原発発言で露呈しました。今後、党内でも反対論が強いTPP問題でも同じようなパターンになるのではないか。こんなリーダーでは、国内はもちろん、国際社会からも信用されない。一国の総理としての適格性が問われますね」
Twitter @tokunagamichio 公務員宿舎を凍結するから増税を、という見え透いたアピ ...
公務員宿舎を凍結するから増税を、という見え透いたアピール!官僚が書きそうな台本w。。 RT @itoshunya RT @ichiroaisawa: 野田総理が朝霞の公務員宿舎建設現場を視察するらしい。何か変だね。もう止めること決めているのに。いちいち総理が登場することかな?