■ - d1021の日記

東国原英夫「日米首脳会議のとき、野田さんが最初にオバマさんと会談したとき、ボク知り合いが現場にいたんですよ、事務方で。で、聞きました。公式の会見が終わった後にオバマさんが野田さんにボソッとおっしゃったらしいです。中国につくのか、ウチ（米国）につくのか。そういうことですよ」。

TPPに関連した今の東国原英夫の発言は、11月22日の文化放送『大竹メインディッシュ』にて。その音声⇒http://bit.ly/uhQtzO

USTRのナンバー2とはマランティスUSTR次席代表。マランティスが東京を訪問した記事も見つけた⇒http://twitpic.com/7iq4a3 TPPに関係する日本郵政・牛肉・自動車が来日の目的。マランティスは日米経済調和対話上級会合の米国側議長である。

今日の「TPPを慎重に考える勉強会」を見たら、マランティスUSTR次席代表の来日の件、取り上げていた⇒ http://www.ustream.tv/recorded/18708699

マランティスUSTR次席代表が日本にいたのは11月17日〜18日の2日間で、外務省の片上慶一によると、西宮外務審議官がマランティスと昼食。西宮審議官は日米経済調和対話上級会合の日本側議長。経産省の宗像直子によると、マランティスに対応したのは北神圭朗経産政務官、事務方は補佐クラス。

日本が対外的にTPP交渉参加を事実上表明したのは日本時間11月14日。その3日後にUSTR次席代表が来日、日米経済調和対話上級会合の日本側議長である西宮審議官と食事、北神経産政務官とも会ったと。このことを官僚は明らかにせず、マスコミも報じていない。すなわちこれは極秘来日に等しい。

西宮伸一は北米局長とニューヨーク総領事をつとめ、外務審議官に就任。西宮を審議官に起用したのは前原誠司外相である。日本側でマランティスの来日を知っていたのはごく限られたひとだったが、前原政調会長もマランティスと会っている。西宮審議官が両者を引き合わせた可能性が高い。

日本のTPP交渉参加表明と同じくして、カークUSTR代表は、日本郵政の民営化問題と輸入牛肉の規制についてと自動車市場への参入障壁をTPPの事前協議で取り上げるとの考えを表明している。今回のマランティス来日はまさにこの件。来日から1週間が経ってようやく判明するマランティスの名前。

読売新聞は、TPP交渉参加に向けて協議に当たる「特別代表」と「交渉官」のポストを新設する方針を政府が固めたと報じ、特別代表という日本政府の司令塔に就くのは国会議員ではなく、幹部クラスの官僚や官僚ＯＢから人選する方向だと書いている⇒http://bit.ly/tbY4SF

東京新聞は前原政調会長との会談も⇒http://bit.ly/thEI6i RT @nyantomah 「マランティス次席代表が来日し経産省の北神政務官、外務省の西宮伸一経済担当外務審議官らと意見交換」日本農業新聞 http://tl.gd/ec18k9

キャンベルは「実質的なやり取り、非公式な対話は、日米間ですでに行われている」と⇒http://bit.ly/sYpAqd RT @nyantomah 「日米間で随時行っている意見交換」くらいで次席が来日するかぁ？…ですよねぇ RT http://bit.ly/srluJa

マランティスが来日して日米経済調和対話上級会合の両議長が会った事実は重要なんですよね。常識的にいって、キャンベルがいう非公式な対話にはマランティス来日も含まれるわけで。

11月18日、米国・通商代表部マランティス次席代表と面会、意見交換を行いました（北神圭朗）⇒http://bit.ly/rvDixj