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前リッツ・カールトン日本支社長 vs“歌舞伎町のジャンヌ・ダルク” スーパーホテリエ初対談!【前篇】 |エディターズ・チョイス|ダイヤモンド・オンライン

高野:……(笑)。三輪さんが死にかけても死なないのは(笑)、「使命」があったからですね。使命とは、まさに「命」を「使うこと」。三輪さんは「命を使って、おもてなしをしなさい」という使命を天から授かったのでしょう。使命をもらっている人は、えてして「心の筋トレ」をやらされるんですよ。


三輪:「心の筋トレ」ですか?


高野:運動と同じで、見込みのある人には負荷がかかってくるんです。だから、いろいろな出来事が起きます。けれど、負荷に耐えることができれば、「心の筋肉」がどんどん大きくなって、強さやしなやかさが身についてくると思うんです。「虚弱体質を治すために始めた剣道で、日本チャンピオンになった」とか(笑)、そういう話がよくあるじゃないですか。イチロー選手も同じですよね。子どものころは華奢で、だからこそ体全体を使った打ち方が身についたわけです。マザー・テレサみたいな人は、とてつもない筋トレをしながら、「世界を見据える力」を得たのでしょう。

高野:「神は細部に宿る」という言葉がありますけど、それと同じように、「真理は日常に宿る」んです。どんなに取り繕っても、日常を大事にしない人には、本当の力は手に入らない。