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TOPIX2カ月半ぶり高値、欧州懸念後退や米統計好感−金融主導

欧州の中長期債入札の順調や為替のユーロ上昇を受けて欧州懸念が後退したほか、米国の雇用指標の改善も好感された。

 きょうのTOPIXは、終値ベースで昨年10月31日以来の高値を付け、日経平均は同11月7日以来の高値となった。両指数の4連騰は、昨年9月1日の6連騰以来の連続上昇記録。東証1部の売買高は昨年8月9日以来、売買代金は株価指数先物の特別清算値(SQ)算出日を除くと10月28日以来の高水準に膨らむなど、長期低迷していた売買エネルギーも盛り上がりつつある。

  マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは、「米欧中経済の状況は悪くない中で世界的に金融緩和基調にあり、リスク要因だった欧州懸念も後退するなど、株式市場にとっては絶好の投資環境となっている」と指摘。来週から本格化する日本の昨年10−12月期決算発表でも、通期予想の下振れは少ないと予想され、市場コンセンサスである来期経常利益の今期予想比2割増益見通しは揺るがないと見る。「日経平均は今月中にも心理的な節目の9000円を目指す」と、広木氏は予想していた。

東京株式市場・大引け=4日続伸、日経平均は2カ月半ぶりに8700円後半を回復