【すごいぞ!ドイツのキーテク】排気量ダウンサイジングでエコ VWのTSIエンジン
独フォルクスワーゲン(VW)が、燃費性能向上と排ガス規制対応のため、エンジン排気量のダウンサイジングを加速している。「TSIエンジン」がその代表で、2007年に1400ccのタイプを投入後、10年には1200cc、今年は最小の1000ccエンジン搭載の小型車を日本でも発売する。日系各社がハイブリッド車(HV)など電池やモーターを使った「電動化」を中心に燃費性能向上を図っているのに対し、VWは排気量を下げてガソリンエンジンの環境性能向上を図る戦略だ。