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◆◇e−hon news 6/28号◇◆

◆『柿の種』 寺田寅彦 岩波文庫
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 「自然界と人間との間の関係には、まだわれわれの夢にも知らない
  ようなものが、いくらでもあるのではないか」(本書より)


 箴言「天災は忘れた頃に来る」や、夏目漱石の弟子として有名な寺田寅彦氏。
 東大地震研究所にも属していた氏の言葉に、いま、注目が集まっています。


 科学を絶対化しなかった科学者が、自らの想いを自然体で綴った文章は、
 「科学は善なりとする信仰」に疑問が呈されつつある近年、
 さらに、重みと輝きを増している印象を受けます。


 明治の知識人が、俳句誌向けに“きわめて気楽に書き流した”原稿は、
 短い文章で想いを綴る際の「心得」について、学ぶ点が多い一冊です。



⇒こちらから、本の中身をご覧ください
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図書カード:柿の種

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